サウナと“サ飯”は恋愛に効果的!?
サウナ経験の少ないパートナーに「マナー」や「整う」コツを教えてげましょう
世間はサウナブーム。アウトドアサウナ、個室サウナ、ホテルサウナなど、男女混浴サウナも増えてきました。サウナー(サウナ愛好家)がパートナーにもサウナを好きになってほしくて、一緒にサウナに入るケースも増えてきているようです。
サウナ後は、頭がすっきりして味覚が鋭くなるとともに、発汗で抜けたミネラルや水分を体が求めるため、食事がより美味しく感じられるといわれます。美味しいものを食べると気分がポジティブになりますので、より結びつきを強めたい、倦怠期を乗り切りたい男女にとって、サウナとサ飯(さめし=サウナ後に食べるご飯)は効果的だといえるでしょう。
ただし、サウナデートを成功させるためには気をつけたいこともあります。
1. 布面積が多い場合はしっかり拭き取る
男女混浴サウナは水着の着用が原則です。水着に抵抗がある人は、吸湿速乾性に優れたスポーツドライ系のTシャツを羽織ったり、ラッシュガードを着用してもOK。
ただし、布面積が多いと水風呂後に冷えすぎて“整い”づらくなる(ととのう=サウナ、水風呂、外気浴を繰り返すと、数セット目の外気浴で体が軽く、頭がクリアになる状態)ので、しっかりと水分を拭き取ってから休憩しましょう。ポンチョやガウンなど休憩時間に羽織るものも準備しておくとよいでしょう。
2. 水着の金具による低温やけどに注意する
金具が付いた水着は、低温やけどの原因になることもあるので要注意。楽しくサウナに入っても、やけどしてしまってはデートを楽しむどころではありません。
サウナ用の水着としてはスポーツブラなどのジムウェアが代用できますので、濡れた時に透けないものであれば検討してみてください。
3. サウナ入室時間に「正解」はない
適切なサウナ入浴時間は、サウナ室のコンディションと体調の掛け合わせで考えます。同じ温度でも湿度が高ければ体感温度は上がりますので、一概に「何分入るのが正解」と言うことはできません。
時間や温度はあくまで目安。無理のない範囲でサウナを楽しみましょう。特にデート相手がサウナ初心者の場合は、自分のペースで出入りすることと小まめな水分補給を促してください。「サウナに○分入れる」「○度のサウナに入った」などの自慢話はNGです。
4. アウトドアサウナは互いを知ってから
自然と一体になったかのようなアウトドアサウナは、ほかでは得られないサウナ体験が醍醐味。しかし天候や気候によって印象がガラッと変わったり、日焼けや虫の問題や衛生状態に良し悪しがあるなどのリスクがあります。
相手が不快になるポイントがどこに潜んでいるかわからない時よりも、お互いのことをより理解し合えるようになってからのデートにおすすめです。
5. レンタル終了時間から逆算してスムーズに
個室サウナなど時間貸しのサウナは、帰り際にバタバタしてケンカの原因になってしまうケースがあります。当然ですが長い髪を乾かしてスキンケアとメイクをする人と、短い髪を乾かすだけで出られる人とでは身支度にかかる時間に開きがあるので、あらかじめドライヤーの数を確認したり、身支度を始める時間を決めておくことが大切です。