磐城塙(いわきはなわ)という駅が、水戸(茨城県)と郡山(福島県)の一つ手前の安積永盛を結ぶJR水郡線というローカル線にある。円錐状の屋根がいくつも並んだユニークなスタイルの駅舎。内部には図書館やギャラリーも併設されているという変わり種の駅だ。調べてみると、こうした一風変わった駅が全国にはいくつもある。旅の途中で下車した駅が、目を惹く構造だったら、きっと旅の思い出としても長く記憶に残ることだろう。2回にわたって、ちょっと変わった駅を訪ね歩いてみよう。
磐城塙駅
ユニークな形の磐城塙駅(JR水郡線、福島県)

スナフキンのような駅には図書館も、磐城塙

駅舎内部
改札口を出ると、磐城塙駅周辺の物産品展示コーナーがある。左には図書館入口、右へ行くとギャラリーがあった
ギャラリー
ギャラリーは漫画家・富永一朗氏の風刺漫画が数多く陳列されている常設展
円錐状の屋根の駅舎は、国際的なデザイン賞であるブルネル賞を受賞しているが、近隣の山々の樹木をイメージしたものだ。駅舎内には、塙町コミュニティプラザが併設され、その一環として町立図書館、富永一朗氏の原画を展示した「はなわ漫画廊」、物産品展示コーナなどがある。

福島県南端に位置し、水郡線の普通列車で水戸から2時間弱、郡山から約1時間20分かかる。