化粧品の成分に注目する人急増中。特に「レチノール」は人気!
CICA成分配合の商品が話題になるなど、最近は成分に注目して購入する人も多いと聞きます。セラミド、ナイアシンアミド、ビタミンCなど気になる成分は色々ありますが、中でも人気は「レチノール」。SNSで話題になることも多いため、気になっている人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はレチノールの基礎知識や初心者向けおすすめアイテムなどを紹介します。
そもそも、レチノールとは?
レチノール(Retinol)とは、ビタミンAの一種。レチノールには約2000を越える誘導体があり、種類はさまざま。その誘導体の総称を「レチノイド(retinoid)」と呼んでいます。レチノールは、ヒアルロン酸の合成やコラーゲン生成を促進するため、それらの働きによって肌のみずみずしさやハリ、弾力アップなどの効果が期待できます。
ただし、一時的に皮むけや赤み、肌荒れする場合があり、この反応を「レチノイド反応」といいます。そのため、刺激の少ないものから始めるか、肌の状態を見ながら少量ずつ使い始めるのがいいでしょう。そこで、レチノール初心者でも使いやすいアイテムを紹介します。
レチノール配合のおすすめ化粧品1:エリクシール
資生堂の独自成分「純粋レチノール配合(※1)」のエリクシールのリンクルクリーム。表皮と真皮に作用する、薬用有効成分である純粋レチノールが、ヒアルロン酸を生み出し、水分量を増やして柔軟な肌に導き、真皮のコラーゲン密度を高めることでシワ改善に効果を発揮します。伸びも良く、肌にピタッと密着し守られているような安心感のある使い心地。スキンケアの仕上げに、小さなパール粒1コ分を指先にとり、気になる部分に優しくなじませまるのがポイントです。
※1=有効成分レチノール
DATA
エリクシール シュペリエル
エンリッチド リンクルクリーム L 22g(税込8580円/編集部調べ)※医薬部外品
レチノール配合のおすすめ化粧品2:イニスフリー
韓国コスメ「イニスフリー」の低刺激処方のレチノール美容液。レチノールのほか、保湿成分やチェジュ島の植物由来のヒアルロン酸、CICA成分もたっぷり配合しています。みずみずしいテクスチャーなので、少量でスッと伸び、肌なじみも抜群。潤いを効果的に肌へ届けてくれます。しかも、さっぱりとした使い心地なので、肌質を選ばず使えるのもうれしいポイント。刺激が少ないので、レチノール初心者でも使いやすい1品です。
DATA
イニスフリー レチノール シカ リペア セラム 30mL(税込3960円)
レチノール配合のおすすめ化粧品3:キールズ
キールズの独自成分「マイクロレチノール(整肌成分)」を配合したエイジングケア(※2)美容液。独自開発のレチノールがゆるやかに肌に届き、ハリ不足から生まれる影や乾燥による小ジワなどに効果を発揮してくれます。肌に優しい処方なので、初心者でも安心です。軽やかなクリーム状のテクスチャーで伸びも良く、ストレスなく肌になじませることができます。使い心地の良さだけでなく、きちんと効果を実感できる、まさに“攻めと守り”の1本です。
※2=年齢に応じたハリ感を与えるお手入れのこと
DATA
キールズ DS RTN リニューイング セラム 50mL(税込1万1330円)
レチノール配合のおすすめ化粧品4:コスアールエックス
通販サイト「Qoo10」でも話題になっていた、“たまご肌”や弾力のある肌などに導くレチノールクリーム。0.1%の安定化処方のため、化粧ノリや乾燥が気になる、ほかのレチノールは刺激が強くて使えないという人にも安心です。柔らかいクリームタイプなので、肌なじみも抜群。ただし、最初の1~2週間は、1日おきに夜の使用から始めるのが鉄則。酸化防止の為、特殊容器で作られているほか、冷蔵庫保存などこだわりも満載です。
DATA
COSRX RXザ・レチノール 0.1クリーム 20mL(税込2600円)※編集者調べ
効果が実感しやすいレチノールは、熱や光に弱いので、できれば夜のみの使用がおすすめ。そして、レチノール配合のアイテムを使用している日中は、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。今回紹介したアイテムは初心者向けですが、必ず肌の状態を確認しながら使うようにしてください。また、初めて使う人はパッチテストも忘れずに。