1. バラバラにできないフラフープ
フラフープは種類によって組み立て式のものもありますが、筆者の家にあったものは円形でした。子ども用で、直径は80~90cmほど。これを梱包するとなると、縦と横の合計が最低でも160cmになってしまいます。この時点でらくらくメルカリ便の宅急便の最大サイズになるので、梱包材の幅や厚さを含めるとサイズオーバーになってしまうのです。もし送るとなると「梱包・発送たのメル便」を利用することになり、200サイズで料金は5000円です。
そもそも筆者の家にあったフラフープは5000円以上で売れるものではなかったので、メルカリに出品するのは断念するしかありません。もし組み立て式のフラフープだったならコンパクトサイズになり、らくらくメルカリ便で発送ができました。
2. 折りたためない「麦わら帽子」
夏に使う麦わら帽子は、小さく折りたためないことが多く、その分梱包した後のサイズが大きくなってしまいます。つばが広いと帽子の直径が大きくなり、さらに高さがあるので宅急便やゆうパックの80サイズや100サイズになってしまうこともあります。ブランドものの麦わら帽子なら販売価格を高く設定できますが、そうでない帽子は販売価格よりも送料が高くなってしまうこともあるのです。
これは余談ですが、キャップのつばの角度にも注意が必要です。キャップはつぶせるので、ネコポスやゆうパケットで送れるだろうなと思っていたのですが、つばの部分がカーブしていると厚さが3cmを超えてしまうことがあるのです。
「伸ばして梱包すればいいのでは?」と一瞬思ったのですが、商品にダメージが加わってしまいそうです。これも販売価格が高ければ良いのですが、そうでないと送料の割合が高くなってしまう商品になりかねません。
3. 重い、大きいが重なりがちな「辞書や図鑑」
一般的な辞書や図鑑は厚さがあるので、メルカリ便のネコポスやゆうパケットで送るのが難しい商品です。例えば『広辞苑』などもともと販売価格が高いものならば、メルカリに出品しても送料の割合がそれほど高くはならないでしょう。しかし一般的な国語辞典や英語辞典は1000円前後になることもあります。筆者が出品しようとした国語辞典は800円前後での取引でした。宅急便コンパクトでは450円、しかも70円の専用箱が必要になるので、販売価格に対して送料がかかりすぎます。さらに値下げ交渉をされたらと考えて、出品を断念してしまいました。
図鑑も同じで、梱包すると厚さが出ますからネコポスやゆうパケットでは送れませんでした。しかも宅急便コンパクトやゆうパケットプラスの専用箱に入らないので、宅急便やゆうパックで送ることになってしまいます。