メルカリの使い方

メルカリでコメントに気づかずに「横取り」購入してしまったらどうすればいい?

メルカリで出品者と自分以外の購入希望者がコメントでやりとりをしている中、コメントに気がつかずに購入してしまった場合、どうすればいいのでしょうか。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリでコメントに気づかずに「横取り」してしまった! どうすればいい?

メルカリでコメントに気づかずに「横取り」してしまった! どうすればいい?

メルカリでは出品者と購入者がコメント欄を活用して値下げ交渉などを行います。交渉が成立した後は、他のユーザーはその商品を買わないのが暗黙のルールのようになっていますが、気づかずに購入してしまうことも。それは「横取り」と呼ばれていますが、もし自分が横取りをしてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。
 

メルカリで「横取り」をしてしまう理由

まずは横取りをしてしまう理由を簡単におさらいしておきましょう。

・コメントに気づかない
値下げ交渉をした後は、商品の販売価格が下げられます。その割合が10%以上になると、「いいね!」をしているユーザーに通知がいく仕組みになっています。その通知を見たユーザーが「値段が下がった!」と思い、すぐに購入してしまうことがあります。慌てて購入するのでコメントのやり取りまで確認できず、結果的に横取りになってしまったケースです。

実際に筆者も経験がありますが、購入してくれたユーザー名を見たら、値下げ交渉をしているユーザーとは違っていたのです。筆者の場合、仮に値下げ交渉をしている、あるいは専用にしていたとしても、先に購入手続きをしたユーザーと取引をするとプロフィールに書いてあります。そのため横取りをされたからといって、取引をキャンセルするようなことはありません。

・ローカルルールを気にしない
ここでいう横取りとは、あくまでメルカリユーザー間でのローカルルールで、運営元のメルカリが禁止している行為ではありません。横取りを意図せずしてしまうユーザーがいる一方で、ローカルルールを気にすることなく、先に購入手続きをするユーザーもいます。

そもそもユーザー同士が決めているローカルルールは守らなくてもペナルティーはありませんし、むしろメルカリは先に購入した人と取引をするのがルールですから、横取りに関して気にしないユーザーがいるのは当然のことでしょう。
 

自分が「横取り」をしたらどうすればいい?

「いいね!」をした商品が値下げになり、メルカリからお知らせが届くと、すぐに購入手続きをすることもあります。そうすると、他の人が交渉中であること、あるいは交渉の末に値下げされたことに気づかないことがあるのは前述した通り。もし自分が横取りをする方の立場になったら、どうすればいいのでしょう。

・出品者のプロフィールを確認する
出品者のプロフィールを確認して、横取りについて特に記載がなければ、そのまま取引を続けてもいいと思います。もし「交渉中であっても、先に購入手続きをしたユーザーさんと取引をします」という内容が書かれていたら、出品者は横取りを気にしない人なので問題はないと考えられます。

・いつもと変わらないスタンスで取引を進める
自分自身が横取りについて気にならない人ならば、いつもと同じように取引を進めていけばよいと思います。支払いをして、いつも出品者にコメントをしているならば、同じようにコメントをしてもいいでしょう。その際、横取りには触れなくても大丈夫です。むしろ、横取りを気にしていないのだから、そもそも横取りに触れるとは考えにくいです。

筆者も何度かこのようなユーザーと取引をしたことがありますが、「横取り」については一切触れていませんでした。

・出品者に確認をする
もし横取りしたことが気になるならば、出品者に連絡をしてみましょう。「他のユーザーとのコメントに気づかずに購入してしまった」という内容です。出品者がそのまま取引を続ける意思があるならば、商品が発送されます。

「キャンセルされるのか?」という心配も生じるかもしれませんが、その可能性は低いと思います。出品者と購入希望者の間で何か特別なやりとりがあったなら別ですが、出品者は購入されて支払いが行われれば、購入者が誰であってもあまり気にしないからです。少なくとも筆者は、他のユーザーさんが横取りをしたからといって、怒ったり取引をキャンセルしたりはしません。

繰り返しになりますが、メルカリにおける横取りは、メルカリが明確に禁止しているわけではありません。そもそも、1番最初に購入手続きをした人と取引をするのがメルカリの基本ルールです。

一方で、ユーザー間の暗黙の了解となっている部分もあるので、そこはそれぞれのユーザーの考え方次第になってきそうです。

出品者の場合は、横取りをOKとするかは出品者のスタンスも重要になってきますから、プロフィールに自分の意思を明確に記載しておくとトラブル防止になるのではないでしょうか。
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます