ローソンから11月1日に発売された新作「トリコ」シリーズは、スイーツ好きたちの「あのスイーツのあの素材を堪能したい！」という願いを叶える商品として、開発されたスイーツです。
第1弾として、クリームをたっぷり堪能できる「クリームのトリコ！クリームもりもり」（税込289円）と、3種のマロンクリームが堪能できる「マロンのトリコ！3層マロン」（税込289円）の2品が発売されました。
スイーツ好きインフルエンサーたちの声を反映
第1弾はマロンとクリームに特化した商品
「トリコ！シリーズ」は、スイーツに詳しいインフルエンサーたちにインタビューしながら、商品コンセプトから組み立てていった商品だそう。
スイーツ好きだからこその選び方やSNSで注目を集めるポイントなどをヒアリングし、時には厳しい意見も聞きながらブラッシュアップを重ねて、この2商品が完成したといいます。
1品目：クリームをもりもり味わえる、もこもこスイーツ
もこもこのクリームがかわいい「クリームのトリコ！クリームもりもり」
1品目は、「おいしいクリームを無限に食べたい！」という願いを叶える「クリームのトリコ！クリームもりもり」。もこもことしたクリームの見た目がかわいらしいスイーツです。
甘みはあるけど、切れ味のよいクリーム
甘さとミルク感はしっかりありつつも、後味はすっきり
商品名の通り、生地の間にはたっぷりのホイップクリーム。しっかりとした甘みがありながらも後味はスッと切れる感じ。間にサンドされたミルクソースは練乳のような濃厚なコクと甘みがあり、クリームのコクをアップしています。
とはいえ個人的にはやっぱり、プレミアムロールケーキのクリームのおいしさにはかなわない気がしました。あのクリームをこの量ぐらいたっぷり使ったら、その分価格も上がるのだと思いますが……。ロングセラーの看板スイーツはやはり相当完成度が高いのだと、改めて実感しました。
クリームの存在感をじゃましない、ごく軽い生地
ほぼ存在感のない生地は、クリームを主役として味わうため
主役のクリームを存分に味わえるよう、生地はあえて存在感を消したスフレケーキにしているそう。ふわふわで、クリームと一緒に飲めちゃう!?と思うくらいに軽い食感でした。
2品目：栗好きのための3層マロン構造
生地がなく、栗のパーツのみ3層重ね！
2品目は、「マロンのトリコ！3層マロン」です。まず、価格と比較してその商品の小ささにびっくり！ 「栗のスイーツは高価である」と知っているスイーツ好きでなければ、少し手を出しにくいかもしれないですね……。生地がなく、3種類のマロンのパーツだけで構成されているという仕立ても斬新です。
マロンクリームだけを味わいたい人のためのスイーツ
イタリア栗を使用しているので、洋栗の味わいが強めです
栗きんとんのような少し固めの食感の焼きマロンクリームあんの上には、ほんのり洋酒の香るねっとりとしたマロンクリームと、モンブランのような絞りが特徴のマロンホイップクリームがのっています。3つのパーツが合わさると、より濃厚な栗の風味を堪能できます。
来年以降の「トリコ」シリーズ新作も楽しみ！
次回は、何に「トリコ」にさせてくれるのでしょうか!?
「クリームのトリコ！クリームもりもり」は、わかりやすい商品で幅広い客層に刺さりそうだと感じる一方で、「マロンのトリコ！3層マロン」はスイーツ好きに向けたニッチな商品で、評価も分かれそうだなと感じました。
「トリコ」シリーズは、2023年1月から順次、第2弾以降の商品を発売する予定だそう。マニアック路線の商品がつねにあるのもローソンのスイーツの強みなので、来年以降も大胆なトリコスイーツを期待しています！
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