ヒントその1:貯金を続けられるようにしよう
実は、貯金ができないの人の多くは、「貯金そのものが続かない」という問題を抱えています。貯金が続かないというと、単純に「飽きっぽい」「意志が弱い」などと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
もちろん、そのような理由で貯金が続けられない人もいるのですが、それ以上に、「続けたくても急な出費で貯金を切り崩さなければならなくなった」「ライフスタイルが変わり、貯金そのものができなくなってしまった」などが理由で、貯金が続かない人がいるようです。
このような理由で貯金が続かないとすれば、毎月の貯金額そのものが収入に比べて高すぎることが原因でしょう。貯金は、必ずしも最初に決めた金額で貯めなくてもOK。家族構成、仕事、ライフスタイルが変わったら、その時に貯められる金額に修正し、続けることを意識してください。
ヒントその2:先取り貯金で貯めよう
毎月、どのような支出があるかわからないからと、貯金そのものをせず、「お金が残ったら貯める」という人もいます。その場合、最初に貯金を取り分けておく必要がなく、生活を回していくのは楽になりますが、収入を使い切ってしまう可能性が高くなります。また、使い切らなくても、余裕があるからと余計にお金を使ってしまうことも考えられます。
お金を貯めたいなら、「残ったら貯金」は絶対にNGです。毎月の収入からまずは貯金する金額を確保しておき、残りのお金で生活をまかなうようにしましょう。
「残ったら貯金」ができる人は、貯金が得意な人だけです。そういう人はとっくに1000万円貯金は達成しているでしょう。お金がなかなか貯められない人は、先取り貯金で貯めましょう。
ただし、手元に残った小銭貯金は大歓迎。お財布がスッキリしますし、貯金のスピードアップに役立ちますよ。
あったら貯金はNGですが、手元に残った小銭貯金は大歓迎。お財布がスッキリしますし、貯金のスピードアップに役立ちますよ
ヒントその3:収入を増やしてみよう
収入が少なければ貯金にお金を回すことができませんので、1000万円は夢のまた夢ということになってしまいます。対策としては、節約をした上で、収入を増やすことがベストです。なぜなら節約には限界があるからです。
たとえば、今現在、片働きなら、配偶者はアルバイトやパートでよいので働いて収入を得ることを考えてみましょう。また、一時的な収入となってしまいますが、不用品を処分して現金化するのも手です。
月1万円の貯金でも30年で1000万円貯金は達成できる
まず取り組むべきことは、たとえ少額でもよいので、毎月、貯金を続けることです。たとえば、毎月1万円、ボーナスを年間30万円貯金した場合は、年間で42万円貯めることができます。10年で420万円、20年で840万円、30年で1260万円となります。また、手元にあるお金=貯金と考えている人は少なくないのですが、会社を通して行っている各種積立なども貯金に含まれます。もしこのような制度が勤め先にあるなら、1000万円を達成するスピードは速くなります。もしすでに利用している人がいれば、自分がどのような商品を利用しているのか確認してみましょう。
最後に、無駄だと思う支出を減らすことです。人付き合いでの会食や飲み会などは、自分が参加したい集まりかどうかを考えて出欠の連絡をするようにしましょう。
人付き合いは大切なのですが、お金は限られています。使う優先順位(貯金も上位に入れてください)をつけて、お金を上手に使っていきましょう。
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