デザイン満開、個性派揃いの九州の特急列車

ソニックとかもめ
博多駅で並んだ「ソニック」と「かもめ」。同型車両だが、ソニックは青、かもめは黄色のアクセントで見分けられる
ゆとりのギャラリー
「ソニック」「かもめ」の車内にはゆとりの空間となるギャラリーがあって気分転換にもってこいだ
九州横断特急
阿蘇をバックに走る「九州横断特急」。豊肥本線の車窓から眺める阿蘇の勇姿は絶景だ
「はやとの風」の展望スペース
「はやとの風」車内中央にある展望スペース。わずかな空間だが、座席から少しの時間だけ移動して車窓を楽しんでみると気分転換となり、鉄道旅行の魅力が倍加する
博多を起点に九州各地へ特急列車が出ている。博多と福岡空港間は地下鉄で5分なので、航空機との乗り継ぎも便利だ。新八代で九州新幹線「つばめ」に接続する「リレーつばめ」、熊本方面へ向かう「有明」、長崎方面への「かもめ」、佐世保行き「みどり」、「ハウステンボス」、小倉経由で別府・大分方面への「ソニック」などいずれも個性的な車両で運転される。高級感たっぷりのシート、遊び心あるゆとりの空間は安らぎとなる。長時間座り続けないで、適度に車内散歩をするとリフレッシュできるだろう。

リゾート特急として人気の「ゆふいんの森」、観光特急としては「九州横断特急」(人吉~熊本~阿蘇~大分~別府)、「はやとの風」(鹿児島中央~吉松)も個性的で、木を多用した落ち着きのある車内や、ちょっとした展望スペースが観光旅行を豊かにする。こうした列車はどれも水戸岡鋭治氏がデザインを手がけて評判となった列車ばかりだ。

このように全国の在来線特急列車は、どれをとっても個性的だ。1回の旅行でも、異なる特急を乗りついだり、往復で別ルートの特急に乗ったりすれば鉄道旅行の楽しみは増す。一度味をしめれば、さらに別の場所へ何度でも列車で出かけたくなるくらい魅力的であるともいえる。

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