「美魔女」とは？ 大人女性の「成熟した美」
「美魔女」と「若作り」の違いって？
美魔女になりたいあなたがまず一番にすべきは「もう若くない」事実を受け入れること。どれほど努力しようと、年齢を重ねることを止めることはできません。「年齢なんて符号」などと言う女性もいれば「年齢不詳」と賞賛される女性もいますが、彼女らも自身の年齢を本気で忘れているわけではありません。
他人の評価として「若く見られる」ことは素直に受け止めればいいですが、あなた自身が自分の年齢を無視して（忘れて）振る舞うことは感心しません。
想像してみてください。大人のあなたが若い子と同じような言葉遣いをして、若者の間で流行している「若者でなければ似合わない服」を着て、若者と一緒になってバカ騒ぎしている姿は、魅力的ですか？ むしろ「いい大人なのに」と、冷ややかな視線を浴びるのではないでしょうか。
「美魔女」と「若作り」の違いとは？
「美魔女」と言われる大人の女性がいる一方、「若作り」とディスられてしまう女性もいます。両者の違いをリサーチしてみたところ、以下の3つにまとめることができました。1：「美魔女」は好きだが「若作り」な人は好きではない（対象者に対する好き嫌いの感情込み）
2：外見が美人だから「美魔女」。外見が微妙な人は「若作り」（根本の美醜に対するジャッジ）
3：若いファッションや髪型が似合うのは「美魔女」。無理がある、似合っていないのは「若作り」（全体的な雰囲気に対する違和感の有無）
総じて「若作り」な女性とは、その服装やメイクや髪型が「年齢に不釣り合い」な状態であるようです。つまり、不自然ということ。若い女性のような服装やメイクや髪型が似合わないのは、当然ながらその人の外見が若くない（＝老けている）ことが原因です。
どんなに若作りなメイクをしても、たるんだまぶたは隠せません。流行のヘアスタイルにしても、若い子のようなつや髪でなければ似合いません。若者と同じファッションをすれば、逆に顔や体形の「老け」が目立ってしまいます。
逆に言えば、美魔女と呼ばれる人は生まれつき、もしくは相当な努力の成果により、顔や髪やスタイルが「若い頃とあまり変わらない状態」を保っているのでしょう。その美しさは「魔女」レベルなのです。
若い人も憧れる「成熟した美」を目指そう
美魔女には、誰でもなれるものではありません。老いるスピードが徐行する「類まれなる遺伝子」に恵まれた人、あるいは芸能人並みにお金も時間もかけて「若い頃と変わらない美しさ」をキープできるセレブを除き、一般人である我々が目指すには限界があります。むしろ中途半端に「若いままのつもり」で服装もメイクも髪型も変えないことこそが、老け見えを助長します。年齢に見合わないから「若作り」と囁かれてしまうのです。
大人の女性が目指すべきは、成熟した美しさ。30代なら30代の、40代なら40代ならではの「美しい女性」であれば、誰でもなることが可能です。
・ハリを失い筋張った肉体を、筋トレで磨き上げる
・厚塗りでシワを隠すより、アイメイクやリップの色でメリハリをつける
・くすみが目立つパステルカラーやたるんで見えるゆるかわファッションを避け、ビビッドカラーでシルエットの美しい服を選ぶ
上に挙げた例は、いずれもアラフィフ世代のセレブや俳優が取り入れている「大人女性を美しく見せる」ポイント。私たちにも無理せず真似できそうです。お手本は海外のセレブや俳優のInstagramなど。年齢なりのベストを尽くした美しさを参考にしてみましょう。彼女らと同じレベルに達するのは簡単ではないですが、エッセンスを取り入れるだけでも、あなたの美しさは格段にレベルアップするはず。
日本では「美しさ＝若さ」という図式がまだまだ根強く、若さを失うことを恐れる風潮があります。しかし大人女性の「成熟した美」を評価する人も、少しずつ増えてきたと筆者は感じています。大人世代の女性たちがこぞって「（大人ならではの）成熟した美しさ」を見せること。世間の価値観が諸外国レベルに変化するよう、先陣を切っていきましょう！
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