「見た目年齢」は言葉で決まる!?

「老ける口癖」の特徴って?

「老ける口癖」の特徴、あなたは大丈夫?

「見た目より内面が大事」と主張する妙齢の女性の中には、性格と言葉がシンクロして「その人らしさ」を形成していることに、意外と無頓着だったりします。

おばさんが「おばさんらしく見える」要素は、外見ばかりではありません。遠目の第一印象に限っては外見しか年齢を図る要素はありませんが、挨拶して会話をすることにより、誰もが「この人は自分より(年齢が)上か下か」判断しているのではないでしょうか。

性格は長く接しなければ分かりにくいですが、言葉は瞬時にその人を表します。そこで今回は、どんな言葉(口癖)が「おばさん」っぽさを助長してしまうのかを分析しました。
 

「いいわね~、若い人は」「もうおばさんだから」は本音じゃない

年下の子たちと接している場面で言いがちなのが「いいわね~、若い人は」というフレーズ。別の言い方で「もうおばさんだから」という自虐ワードもあります。

「自分にはない若さ」をまぶしく感じたとき、昔は自分もそうだった(でも今はついていけない)など、歳の差を感じてしまったときなどに思わず出てしまうセリフですが、言われた若い人にしてみれば、リアクションに困る言葉でもあります。

「そんなことないですよ」「〇〇さんだってまだ若いじゃないですか」

気の利いた若者は上記のようなおべっかも使えますが、心からそう思っているかは微妙。対して「おばさんだから」と自虐したおばさん側も本音から出たわけではなく、相手が自分より若いからそのように振る舞っただけということも。

互いによそよそしく相手を持ち上げても、親しくなれるはずがありません。若者に気を遣わせてしまうワードを無自覚に発してしまう行為こそが「おばさん」なのかもしれません。
 

無意識レベルの「よっこらしょ」は体力低下のサイン

年齢を問わず、でも若いうちは絶対に出ないのが「よっこらしょ」「どっこいしょ」といった「勢いを自分につける」ための言葉。

若いうちは、そのような言葉を発する大人を見て「おばさんだなー」と呆れたものですが、知らぬ間に自分の口から発せられるようになっている……恐ろしい「おばさん」化現象です。

おばさんと呼ばれる年齢に達している人でもまったく言わない人もいれば、まだおばさんと呼ぶには早い女性でも、立ち上がるたび「よいしょ」と掛け声を必要とする人もいます。その違いはズバリ「体力」。

楽に立ち上がれるだけの筋力を保っている女性は、言葉で勢いをつける必要がありません。その体力が衰えたからこそ、とっさに「よっこらしょ」と言ってしまうのです。
 

「あれをあれして……」などの“代名詞”は年齢とともに増える

歳を重ねるほど脳が楽をしたがるのか、おじさんおばさんほど「あれ」「これ」「それ」といった代名詞を多用しがちになります。

筆者自身、ここ最近あれやこれや言いがちなのですが、実は「あれ」の指す固有名詞が脳の引き出しから出てこない現象で会話の流れを止めないために、代名詞でごまかしてしまうんですよね。つまり原因は「物忘れの激しさ」です。

なぜか緊張する相手との会話ではこの物忘れはあまり出てきません。逆に、家族や恋人や親友など、気の置けない相手の前でリラックスしているときのほうが「あれをあれして」などと代名詞を多用してしまうのです。

面白いことに、結婚十年以上の夫婦レベルになると、どれほど代名詞だらけの会話になろうと、相手が何を指しているか分かるようになるものです。あうんの呼吸が通じる関係には、多くの言葉を必要としなくなるのかもしれません。

若いうちからおばさんみたいな口癖を発していたら気をつけたほうがいいかもしれませんが、個人的には、おばさんと呼ばれる年齢に達したら、気にせずおばさんワードを頻発してもいいのではないかと思います。

むしろおばさんなのに「若くありたい」と無理して若者言葉を使うほうが、知性を感じません。大人は大人らしく、言葉を選びたいものです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。