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出品者が支払う手数料
メルカリで出品者が支払う手数料の種類は、主に6つあります。1. 販売手数料(10%)
メルカリは出品自体に手数料はかかりませんが、出品した商品が売れた場合、販売手数料として商品代金の10%がかかります。 ただし、毎月8日は販売手数料が50%還元されます(上限は3000ポイント)。エントリーが必要なので、忘れないようにしましょう。2024年2月現在も行われますが、3月以降は変更の可能性もあります。 また第3日曜日には一部のユーザーを対象に「出品ハッピーサンデー」として販売手数料が50%還元されるキャンペーンが開催されています(上限3000ポイント)。こちらも、今後は変更になる可能性があります。
どちらも販売手数料の50%が還元されますが、キャンペーン期間中に新規で出品した商品が1週間以内で売れることが条件になるので注意してください。
一方で、常に販売手数料を安く抑えたいと思うならば、メルカリよりも販売手数料が安いラクマ(販売実績に応じて4.5~10%)、Yahoo!フリマ(5%)を活用するのも1つの方法です。
2. メルカリがライセンス契約をしている出品物の手数料(10%)
メルカリでは、小山宙哉氏の漫画『宇宙兄弟』と、Niantic社が提供する位置情報を利用したスマホゲーム「Ingress」の2次創作物を、指定した専用カテゴリーで出品できます。これらの商品が売れた場合、通常の販売手数料10%に加えて、ライセンス料として10%がかかります。つまり20%の手数料がかかるというわけです。
3. 売上金の振込手数料(200~400円)
メルカリで商品を売った際に得た売上金を指定の金融機関の口座に振り込む場合にかかる手数料です。金額に関係なく、1回200円です。振り込まれるまでには数日かかりますが、急ぎの場合には「お急ぎ振込」も使えます。この場合「お急ぎ手数料」が200円かかるので、合計400円の手数料がかかります。
売上金を現金化せずにメルペイ残高として使えば、振込申請の手数料はかかりません。メルペイ残高は、コンビニやスーパーなどの買い物の支払いだけではなく、メルカードの支払いにも使用できます。
4. 振込申請で間違った口座にした場合の組み戻し手数料(200~400円)
振込申請のために登録した金融機関の口座が間違っていた場合、振込はされません。お金も戻ってくるのですが、その際振込手数料として200円が差し引かれてしまいます。またお急ぎ振込ならば、400円が振込手数料として引かれます。この手数料はあくまで不注意によるものなので、登録時には口座情報をしっかり確認しましょう。
5. らくらくメルカリ便の集荷手数料(100円)
らくらくメルカリ便で商品を送る際、サイズが大きかったり、重かったりしたら集荷を依頼できます。手数料は100円です。コンビニやクロネコヤマトの営業所、宅急便ロッカー「PUDO」から発送すれば、集荷手数料はかかりません。
購入者が支払う手数料
メルカリで購入者が支払う手数料は、主に支払いのときにかかる手数料で、支払い方法によって異なります。クレジットカード払い、メルペイ残高払い、Apple Pay、FamiPayは手数料がかかりません。コンビニ払い、ATM払い、キャリア決済は金額に応じて100~880円の手数料がかかります。<決済金額に対しての手数料>
~5000円:100円
5001~1万円:200円
1万1~2万円:300円
2万1~3万円:500円
3万1~4万円:700円
4万1円~:880円
メルペイスマート払いの精算方法は3つあり、自動引落しやチャージして支払う方法を使えば手数料は無料です。一方、コンビニやATMでの支払いの場合は、支払い金額に応じて220~880円の清算時手数料がかかります。
メルペイスマート払いには、購入代金を月々に分けて支払う「定額払い」もあり、定額払い手数料として、実質年利15%がかかります。
支払いの手数料を抑えるには、手数料がかからない方法で支払うのが最も簡単な方法です。
メルカリの手数料は、サービスの維持や向上のためにも必要なことです。今のところ、値上げは発表されていませんが、昨今の物価高はメルカリにも影響を与えるかもしれません。今後も注視していきたいところです。