今回は、日々のお手入れのファーストステップとなるクレンジングにスポットを当て、肌悩みを抱える40代におすすめのクレンジングやその選び方をご紹介します。
種類が豊富なだけに迷う! 40代のクレンジング選びのポイント
クレンジングといってもその種類は膨大。それだけにどう選べばいいのか分からない、という人が多いのではないでしょうか。自分に合ったクレンジングを選ぶための最大のポイントは、肌悩みや肌質と向き合いながらクレンジングの特徴と照らし合わせて選ぶことです。40代の肌は乾燥しやすく、シワやたるみ、シミなどに悩まされがち。現在45歳の筆者の肌悩みもまさにそう。ここでご紹介する商品は、乾燥肌の筆者もリピート、あるいは、リピートすることを決めている商品ばかりです。
1:メイク落ち&潤いを実感。使いやすくてうれしいクリームタイプ
40代に最もおすすめなのが、クリーム。ミルクよりも油分が多いので、クレンジング力は高めでしっとりと洗い上げることができるのが特徴的です。こちらの商品は肌の上でオイル状に変化し、落としにくいメイクもこすらずにするんと落とすことができます。また、保湿成分「ヒアルロン酸Na」や潤いを逃さずにキープする「セラミドネットワーク成分」などを配合し、潤いを守って洗い上げます。W洗顔は必要。一度本体を購入すれば、詰め替え用(100g/税込1980円)の販売があるのも便利です。
DATA:「オルビス オフクリーム」(100g/税込2530円)
2:肌を優しくケアしたい人に。しっとり感のあるミルクタイプ
オイルと界面活性剤の配合量が他のクレンジングと比較して少ないのが、ミルクの特徴のひとつ。そのためクレンジング力はやや低めですが、肌への負担が軽めというメリットがあります。こちらの商品は滑らかなテクスチャーでみずみずしく広がり、優しくメイクを落としてくれます。美容成分をぜいたくに配合しているので、洗い流したあとの肌はしっとりとした潤いを感じるしなやかな肌に。かぐわしいシトラスフローラルの香りにも癒されます。W洗顔は不要。
DATA:「メゾンレクシア オラクル メイクアップ リムーバーミルク」(150mL/税込5500円)
3:ジェルタイプを選ぶなら、メイク落ちが良い「油性」を
ジェルタイプのクレンジングは、水性と油性がありますが、メイクをきちんと落とすには油性がおすすめです。界面活性剤の力でメイクを浮かせて落とすので、摩擦を軽減しやすい傾向にあります。こちらの商品は油性汚れと親和性に優れた植物オイルを配合し、メイク落ちが良いジェルタイプ。手に取ると硬めのテクスチャーで、指先に起こりがちな不要な摩擦を防いでくれます。また、天然スクラブと天然クレイを配合し、毛穴の汚れや古い角質もやさしく取り除き、透明感のあるつるんとした肌に。W洗顔は必要。安らぎをもたらしながら活力も与えてくれる、ハーバルシトラスグリーンの香りも心地良いです。
DATA:「THREE バランシング クレンジング オイルジェル」(100g/税込4620円)
4:洗浄力の高いオイルタイプは、油脂系かエステル系でしっかり保湿
オイルは洗浄力が高い反面、肌に必要な潤いを奪ってしまうものも。油脂系かエステル系で保湿力の高いものを選ぶことが大切です。こちらの商品は洗浄力が高いのに保湿力に優れたエステル系オイル。サラッとしたテクスチャーで滑らかに肌に伸び広がり、落としにくいメイクも手早く軽やかに落としてくれます。ベタつきが一切ない洗い上がり。また、濡れた手でも使える上に、まつ毛エクステにも使用可能。W洗顔は必要です。
DATA:「ビービーラボ クリアオイルクレンジング」(145mL/税込3520円)
5:疲れたときの時短美容に。優秀すぎるオイル+ローションタイプ
ポイントメイクはあらかじめ落としておくことでデリケートな目元や口元の負担を軽減できますが、洗浄力が強すぎないクレンジングを選ぶことが大切です。こちらの商品はポイントメイクだけでなく、顔全体のメイクを落とせる拭き取りタイプ。界面活性剤フリーで肌負担は軽めです。植物オイルと植物ウォーター層の2層式で、落としにくいメイクもこすらずにスッキリと落とします。拭き取り後の肌は、スキンケアを済ませた後のようにしっとりと整います。洗い流しやW洗顔は不要で、疲れて一刻も早く眠りたいときの時短美容としてもおすすめです。
DATA:「ナチュラグラッセ シェイククレンジング」(100mL/税込2530円)
今回は、日々のお手入れのファーストステップとなるクレンジングにスポットを当て、肌悩みを抱える40代におすすめのクレンジングやその選び方をご紹介しました。参考にしていただき、ご自分に合ったクレンジングで美肌を育んでください。