PC周辺機器

「Apple Watch」以外を選びたい人へ! 「Xiaomi Watch S1」はiPhoneの着信通話対応スマートウォッチ

iPhoneユーザーが選択するスマートウォッチは、Apple Watch一択になっています。ポストApple Watchとして注目されているXiaomi Watch S1は、スマートフォンの着信通話が可能なスマートウォッチです。

伊藤 浩一

執筆者:伊藤 浩一

デジタルガジェットガイド

iPhoneユーザーが選択するスマートウォッチは、基本的に「Apple Watch」一択になっています。同じアップル製のApple WatchはiPhoneで使用しているアプリと連携し、Apple Payが利用できるなどメリットが大きいためですが、iPhoneの着信通話をハンズフリーで行えるメリットも見逃せません。

とはいえ、中にはあえて「Apple Watch以外を選びたい」というiPhoneユーザーもいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、シャオミが3月18日に国内で販売を開始した「Xiaomi Watch S1」。iPhoneなどのスマートフォンの着信通話が可能なスマートウォッチで、ポスト・Apple Watchとして注目されています。
Xiaomi Watch S1

「Xiaomi Watch S1」

 

iPhoneとスマートウォッチ

スマートウォッチは各社より多くの機種がリリースされていますが、iPhoneと連携する場合はApple Watchが使いやすく便利です。他メーカーのスマートウォッチもiOS用の同期アプリが用意されており、iPhoneとの連携自体は可能です。ただし、Apple WatchをiPhoneと連携させたほうが利用できる機能が多くなります。
Apple Watch

Apple Watch

iPhoneで利用しているアプリのApple Watch版が用意されている場合は、データ連携も楽にでき、Apple Watchの活用の幅が広がります。またApple Payが利用できるため、Suicaを登録しておき、Apple Watchで改札を通過するシーンはよく見られる光景です。

Apple Watchの難点を挙げるとすれば、他社のスマートウォッチよりも価格が高めなこと。また、基本機能であるバッテリーの持続時間が短くなっています。2日程度の使用で充電が必要なため、週に何度も外して充電が必要になります。

スマートウォッチを使う目的のひとつである健康モニタリング(睡眠、心拍数など)のログは24時間装着することで、役立つ数値となるため、バッテリーが最低でも1週間はもって、装着しっぱなしにするのが、スマートウォッチとして理想的です。価格とバッテリー性能を考えると、iPhoneユーザーも他社製スマートウォッチを利用したいところです。
 

Xiaomi Watch S1はiPhoneの着信通話に対応

Xiaomi Watch S1は高性能なスマートウォッチですが、一番の特徴としては、連携しているスマートフォンの着信通話に対応していることです。Androidだけでなく、iOSに対応しているため、iPhoneにかかってきた電話をXiaomi Watch S1で操作して通話ができます。
着信通話機能

iOSの着信通話に対応

スマートウォッチの着信通話機能は、スマートフォンを鞄に入れているようなシーンでは大変便利な機能です。鞄からスマートフォンを出さないで着信確認、さらに、そのままスマートウォッチでハンズフリー通話ができます。
 

Xiaomi Watch S1は長時間バッテリー

Xiaomi Watch S1は、470mAhのバッテリーを搭載しており、バッテリー持続時間が通常使用モードで12日間、省電力モードで24日間と長時間の利用が可能です。充電はワイヤレス充電ドッグを同梱していますが、一般的なワイヤレス充電器でも充電可能です。

特に最近のスマートフォンは外部機器をワイヤレス充電できる機能があるため、スマートフォンの背面に載せるだけで、Xiaomi Watch S1の充電が可能です。
スマートフォンでワイヤレス充電例

スマートフォンでワイヤレス充電している例

 

Xiaomi Watch S1の基本機能

Xiaomi Watch S1は1.43インチAMOLEDディスプレイ、326ppi解像度、60Hzリフレッシュレート、サイズ46.5mm×46.5mm×11mm、サファイアガラス、ステンレススチールケース、同梱ストラップ(レザーストラップとフッ素ゴムストラップの2種類)となっており、高級感のあるデザインが特徴です。文字盤の種類も多数用意されており、常時オンディスプレイに対応しています。
ワークアウトのデータ例

ワークアウトのデータ例

ワークアウトの測定機能も充実しています。ワークアウトに関しては、117種類のモード(バスケットボール、テニス、スイミングなど、19種類のプロフェッショナルワークアウトモードも含む)を搭載しています。また、50mの防水等級を備えているため、プール内でも使用可能です。

ランニングとウォーキングの自動検出機能があり、運動を開始した時点に遡って記録ができます。ワークアウトのデータ取得で重要なGPS機能に関しては、デュアルバンドマルチシステム GPS内蔵デュアルバンドGNSSチップを搭載。5つの主要な衛星測位システム、GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSSに対応し、精度の高い測位が可能になっています。
血中酸素のデータ例

血中酸素のデータ例

健康モニタリング機能として、心拍数、血中酸素、睡眠のデータの24時間取得が可能です。エクササイズで心拍数が高すぎるとアラートを送信する高心拍数アラート機能もあります。

血中酸素は、医療機器として利用はできませんが、健康状態の把握に役立ちます。睡眠のモニタリングは、短時間のその他の機能として、ストレス検出、呼吸エクササイズの機能があります。
アプリMi Fitness

専用アプリ「Mi Fitness」

スマートフォンでは、専用アプリ「Mi Fitness」で心拍数、フィットネスおよび睡眠など、毎日の健康統計情報を簡単に表示し、健康状態を把握できます。

Xiaomi Watch S1は基本機能が充実しており、デザインも高級感があり、通話着信、ロングバッテリーに対応しています。Apple Watchの代わりとして魅力的なスマートウォッチといえそうです。



【おすすめ記事】
「iPhone SE(第3世代)」約8000円の値上げは高いのか、安いのか
指輪をかざすだけで決済完了! 話題のスマートリング「EVERING」を使ってみた
ワイモバイルからeSIM対応版が登場! 「OPPO Reno5 A」の実力をレビュー
基本料0円の「povo2.0」はタダで使い続けられる? 最低維持費はいくら?
iPhone 13で「デュアルeSIM」を活用! コスパが良い「楽天モバイル」と「povo 2.0」を使ってみた

 
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気の PC 周辺機器をチェック!楽天市場で人気の PC 周辺機器をチェック!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます