1:『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』2022年4月8日公開
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グリンデルバルド役がジョニー・デップからマッツ・ミケルセンへバトンタッチしましたが、マッツは悪のカリスマ、グリンデルバルドを大熱演! ニュートたちが一致団結してグリンデルバルドと闘う姿は見応えあり。もちろん人気の魔法動物たちも登場するし、おなじみのメンバーも。ぜひ大スクリーンで魔法体験をしてください!
監督:デイビッド・イェーツ
2:『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』2022年4月15日公開
『名探偵コナン』シリーズの最新作の舞台は、東京・渋谷。ハロウィンでにぎわう街で佐藤刑事の結婚式が行われますが、暴漢が現れ、ぶち壊しになってしまいます。同じ頃、警視庁警備局の安室透は何者かに襲われ、首輪爆弾をはめられるという大ピンチに! 佐藤刑事と安室に共通するのは、殉職した松田刑事と親しかったこと。彼の死の謎とは……。人気の高い安室の登場に女性ファンは狂喜乱舞必至。コナンくんがまたもや名推理で事件解決すると思いきや、彼にも魔の手が忍び寄る展開……! 最後までノンストップで楽しませてくれます。
原作:青山 剛昌
監督:満仲 勧
3:『マリー・ミー』2022年4月22日公開
ジェニファー・ロペス主演のラブコメディが登場。ジェニファーが世界的に人気の歌姫を演じるという本人を思わせるキャラクター。そのヒロインが地味目な数学教師と結婚宣言したことから始まる物語です。人気歌手のキャット(ジェニファー・ロペス)は、婚約者に浮気されて大激怒し、腹いせにステージの上から観客の男性(オーウェン・ウィルソン)に逆プロポーズ。さて、突然始まった、この結婚騒動はどうなる?というラブコメディ。ジェニファーの相手役が演技巧者のオーウェン・ウィルソンというのがいい! 強烈な存在感を放つジェニファーともバランスがとれているし、彼が演じたからこそ、物語に説得力が生まれたと思います。
監督:カット・コイロ
4:『カモン カモン』2022年4月22日公開
『ジョーカー』(2019)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス主演作。ジョーカーというアンチヒーロー役で強烈な印象を残したホアキンですが、本作では甥っ子の面倒を見ることになった伯父の役。繊細な甥っ子相手に苦戦しながらも心を通わせていくという、ジョーカーとは対極にあるようなキャラクターです。ラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン・フェニックス)は、妹の息子ジェシー(ウディ・ノーマン)を当分の間預かることに。最初はギクシャクしていた二人だけど、対話を重ねたり、ケンカをしたりしながら関係を深めていく……。二人の日常を描きながら、子育ての奥深さをも描いていて素晴らしい! しみじみ感動できるし気づきも多い作品です。
監督・マイク・ミルズ
5:『ツユクサ』2022年4月29日公開
田舎町で暮らす女性がゆっくりと人生の再スタートを歩み始める姿を、温かく優しく描いたヒューマンドラマ。主演は小林聡美。唯一無二の存在感でヒロインの人生をユーモアを交えながら見せてくれます。芙美(小林聡美)は田舎町で一人暮らしをしている女性。親子ほど年の離れた少年が親友だったり、隕石に遭遇したり、緩やかで楽しい毎日を送っていますが、彼女はとても悲しい過去を抱えていました。そんな彼女にちょっと気になる男性(松重豊)が現れて……。中年の淡い恋が初恋のようにみずみずしく描かれ、とても可愛くて心をギュッとつかまれます! 芙美は悲しい過去をマイペースに乗り越えて人生を楽しもうとしている。その姿もとても素敵です。
監督:平山秀幸
4月公開の映画5作品、本当にどれも良くて甲乙つけがたいです。大作は華やかさ、スケール感があり、エンタメの面白さが凝縮されています。でも『マリー・ミー』『カモン カモン』『ツユクサ』も大作感はないけど、丁寧に物語を綴っていく見ごたえある良作。ぜひ5作品コンプリートしていただきたいです。