人間関係

ちょっとしたことにイライラしてしまうのは疲れのサイン?ストレスがたまったときの対処法

心身に余裕がないと、ちょっとしたことでイライラしてしまいがち。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか。

ひかり

執筆者:ひかり

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ちょっとしたことにイライラしてしまう……

ちょっとしたことにイライラしてしまう……そんなときはどうしたらいいの?

心身に余裕がないと、ちょっとしたことでイライラしてしまいがち。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか。イライラしてしまう気持ちとの向き合い方やストレス解消法のヒントについて紹介します。
 

イライラしながら仕事をしない!

イライラしているのに、「でも、これはやっておかなくては!」と仕事(家事)をしてしまう人がいます。そんなときは、まずイライラを解消しましょう。なぜなら、イライラしながら何かをやっても、良い結果になりにくいからです。

抱いている思いによって、言葉や行動が変わります。つまり、イライラしながら、人に優しい言葉をかけたり、幸せになれるような行動をとったりすることはできないのです。気分を落ちつけてから仕事をしたほうが、効率も良くなります。

では、ストレス解消するには、どうしたらいいのでしょうか?
 

イライラした気持ちを吐き出す

ストレスがたまったときは、まず「イライラしている気持ち」を吐き出してしまったほうがいいです。よく、ストレスが溜まっていても、それを「ない」ものとしてごまかしてしまう人がいますが、あるものをないものにして、我慢し続けてしまうと、心が病んでしまう場合があるので気を付けなくてはいけません。

もし、親身になって相談に乗ってくれるような人がそばにいる場合は、そういう相手に話すと、気持ちは随分スッキリします。ただ、毎回愚痴を聞いてもらっていては、相手を疲れさせてしまうので、自分1人でも解消できる方法を持っておくことが大切です。

イライラした気持ちを吐き出したいときは、誰にも見せないようなノートに思いを書きつづるといいでしょう。書くことで、自分の本心に気づけたり、頭の中が整理できたりするものです。
 

自分を喜ばせるようなことをする

イライラしているときは、自分を喜ばせるようなことをして、気を紛らわせることも大切です。

例えば、
・おいしいものを食べる
・気分が上がる音楽を聴く
・好きな映画を観る
・リラックスできる場所でお散歩する
・趣味を堪能する
・好きな人やペット、推しの芸能人の写真を眺める
・好きな人に電話やLINEをする

といった方法もいいでしょう。

オフィスで仕事をしている時にイライラしてしまった場合は、お気に入りのコーヒーショップで、いつもよりもちょっと奮発したメニューをテイクアウトして、自分の機嫌をとるのもいいでしょう。コーヒーの香りは、ストレス解消に役立つこともあるので、一石二鳥です。
 

疲れをとることが大切

疲れているとイライラしやすいので、疲労がたまっているときは、ゆっくりお風呂に浸ったり、早めに寝たり、優先的に疲れをとることが大切です。特に、日頃から睡眠不足の人は、極力、寝る時間を作るようにしましょう。寝ることで、心と体を休め、リセットできるからです。

忙しすぎて体を壊しそうなときは、仮病を使ってでも会社を休んだほうがいい場合もあります。無理して仕事をするよりも、きちんと休んで、心と体を充電させた上で働いたほうがうまくいくことは多いでしょう。

私たちは幸せになるために生きているので、目先のことばかりに振り回されず、「長い目で見て幸せになれる行動」を選択する必要があります。それを理解していたら、体を壊してまでするべき仕事などないことも分かるでしょう。
 

根本的な原因を解消する

イライラしていることの根本的な原因を解消しないと、何度も同じところでストレスをためてしまいます。まずは心と体を休め、健全な思考を持てるようになりましょう。その上で、「どうしたら問題を解決できるのか」を冷静に考えるのです。

ただし、そこにある原因は「自分自身の在り方」である場合も。例えば「こうでなくてはならない」と固定概念を抱いていたり、理想が高すぎたりすると、その通りにならなかったときにイライラしてしまいます。

そんなときは、「柔軟性を持つこと」「寛容になること」はもちろんのこと、うまくいかなかったことに執着するとイライラし続けてしまうので、「手放せるようになること」が大切です。

また、うまくいかなかったことでも、そこから学べることがあったり、何かしら自分にとってプラスになったりすることが必ずあります。だから、「物事の良い部分に目を向けられる癖」をつけるといいでしょう。

イライラしていると損するのは、自分自身です。だから、自分の機嫌をとれるようになって、いつでもニュートラルな状態でいられるよう心掛けましょうね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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