2022年のコンビニスイーツを占う「4つのキーワード」

新商品が絶え間なく開発され、毎年のようにヒット商品が生まれるコンビニスイーツ。2022年は、どんな商品がヒットするのでしょうか?

コンビニスイーツを長年取材してきた筆者が考える、2022年のキーワードは4つ。順に解説していきましょう。
   

1. さまざまな「海外のスイーツ」がコンビニに登場!

コンビニスイーツ

2021年、セブンイレブンはさまざまなアジアンスイーツを発売。2022年はどうなる?

2021年も思うように海外に行けない状況が続き、スイーツで旅行気分や非日常感を楽しめるようにと、コンビニからはさまざまな海外のスイーツが発売されました。

イタリアの「カッサータ」や韓国の「花菜(ファチェ)」、「台湾カステラ」に「オランダワッフル」などなど……。その時々で多国籍なスイーツが販売されており、2022年もその傾向は続きそうです。

個人的には、フランス菓子のゴーフル(バターたっぷりの生地で、砂糖とバターで作るシャリッとしたクリームをサンドしたお菓子)がコンビニで買えたら嬉しいなあとひそかに思っています。
 

2. 「冷凍ケーキ」がますます進化?

コンビニスイーツ

食感も楽しい、ローソンの「ドライフルーツとナッツのカッサータ」

冷凍食品の需要の高まりや通販スイーツの発展に伴い、めざましい進化を遂げているのが「冷凍ケーキ」。クリスマスケーキも冷凍で宅配してくれる商品が増え、品質も向上しています。

コンビニでも、チーズケーキやガトーショコラ、アップルパイなどの商品が発売され話題となりました。今後はカップタイプのケーキやパフェ、モンブランなど、より本格的な冷凍スイーツがコンビニで買えるようになるかもしれません。 
 

3. 楽しさやワクワク感を追求したスイーツ

コンビニのスイーツ開発において、楽しさやワクワク感は以前から重視されている要素のひとつですが、コロナ禍において「身近なコンビニスイーツで楽しさや幸せを感じてもらいたい」という思いが、より高まっているように感じます。
コンビニスイーツ

ミニストップの新ブランドは、楽しさとワクワク感がコンセプト!

例えばミニストップは、2021年12月に新たなスイーツブランド「~FUN!FAN!SWEETS~(ファン!ファン!スイーツ)」を発表しました。

ブランド名は、スイーツを味わう楽しさ・ワクワク感の「FUN」と、おいしさに思わず虜になる「FAN」を組み合わせたもの。

ココロまで満たされるボリューム感や、思わず「おっ!」と驚くような食感にこだわって開発され、シンプルだけど食べると笑顔になれる、誰かにシェアしたくなるような心躍るスイーツがコンセプトです。

2021年12月26日に発売された第1弾の「たっぷり とろける カスタードプリン」(税込367円)に続き、2022年1月7日には第2弾として「ホイップまみれのガトーショコラ ~ベルギーチョコ使用~」(税込280円)が発売されました。

いずれも一目見るだけで、たっぷりのボリューム感やおいしさが伝わるシンプルな商品設計となっています。
 

4. 隠れた「レトロスイーツ」に注目が集まる!?

ご褒美喫茶

スーパーなどで展開されている、新宿中村屋の「ご褒美喫茶」シリーズ

近年は、固めのプリンやオムレットなど、昔ながらの喫茶店や洋菓子店にありそうなスイーツが「レトロかわいい」と注目を集めており、コンビニでもそうしたスイーツにヒントを得た商品が発売されています。

また、コンビニではありませんが、昨年発売された新宿中村屋の「ご褒美喫茶」のように、レトロなパッケージのデザインも人気を集めています。

日本各地に目を向けてみると、昔ながらの郷土菓子など「レトロかわいい」お菓子はたくさんあります。今後は、そうした隠れたレトロなスイーツから、ヒットスイーツが誕生するかもしれません。
 
コンビニスイーツに対する消費者の評価が高まり、近年は300円台のスイーツも珍しくなくなってきました。よりよい素材を使えるようになり、スイーツとしての表現の幅が増え、ますます進化しそうなコンビニスイーツから、2022年も目が離せません。


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