2021年冬ボーナス使い道は?
2021年の冬のボーナスは、コロナ禍で冬のボーナスとして2回目となります。この2021年冬ボーナス、どのように使われるのでしょうか? 2020年冬のボーナスは旅行や外食は前年より減っていました。コロナ2年目となった2021年は、旅行や外食が復活するのでしょうか?2021年冬ボーナスの使い道。前年はコロナ禍で旅行、外食が減ったが、2021年は復活する?
ボーナス使い道ランキングTOP3:預貯金、旅行、食品
【2021年冬のボーナスの使い道(3つまでの複数回答)「Pontaリサーチ」調べ】【1位】貯金・預金……37.8%
【2位】旅行(宿泊を伴うもの)……6.7%
【3位】食品(ふだん食べるもの)……5.3%
【4位】外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)……4.9%
【5位】財形貯蓄……3.7%
【6位】衣服……3.4%
【7位】食品(お取り寄せなど、特別なもの)……3.3%
【8位】ローンや借入の返済……2.6%
【9位】投資信託……2.4%
【10位】旅行(日帰り)……2.2%
特にない……6.4%
支給されない・分からない……44.8%
トップは、今年も「貯金・預金」で37.8%でした。夏冬あわせて不動の1位です。4割弱の人が預貯金を予定しているとのことですが、裏を返せば6割強の人は預貯金をする予定がないともいえます。「支給されない・分からない」が半数近くいるわけですから、仕方がないことといえるでしょう。ただボーナスを受給する人の全員が預貯金を予定しているようではありません。受給額に不安がある、前年より減るかもしれない……などの思いがあるのでしょう。
宿泊旅行は2位も前年より微減
2位は「旅行(宿泊を伴うもの)」で6.7%でした。2位の順位は変わらないものの、2019年は11.3%と1割強の人が予定していました。2020年はコロナウイルスの影響を受け6.9%と減りましたが、2021年はさらに6.7%と減っています。まだ、宿泊旅行は避けられているようです。食品は増、外食は減
3位は「食品(ふだん食べるもの)で5.3%。2020年は4位で4.6%でしたが、3位に上昇。2020年3位だった「外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)」が4位とランクダウンしました。2020年5.1%だったのが2021年は4.9%に。また、「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」も2020年2.8%が2021年3.3%に。外食が減り、家で食べる食品が増えているのは、このコロナ禍での生活スタイルがさらに加速したということでしょう。
衣服も減少
2020年に5位だった衣服は、2021年は6位になりました。2020年3.9%から2021年3.4%。2017年は5%だったのにこの数年、減少し続けています。コロナ禍で外出の機会が減っただけでなく、洋服にかけるお金が減ってきているようです。投資信託、5年連続増
減り続ける衣服に対して、投資信託は5年連続増加しています。2017年に0.8%だったのが、2021年は2.4%に。2020年冬では10位までにランクインもしていませんでした。2020年夏ボーナスからランクインした投資信託。コロナ禍で投資を始めた人が多かったようですが、ボーナスの使い道にも投資という流れになってきているようです。支給額半分以上を貯蓄したい人が6割弱!
【ボーナスの支給金額のうち貯金・預金したい額の割合「Pontaリサーチ」調べ】【25%未満】……13.1%
【25~50%未満】……28.2%
【50~75%未満】……24.9%
【75%以上】……33.8%
ボーナスの使い道トップは預貯金でした。この預貯金をしたい人のうち、支給額のうち預貯金したい割合が一番多いのは75%以上となっています。なんと33.8%と3割の人がボーナス支給額のうち75%以上を預貯金したいとのこと。また、50%以上貯蓄したい人はあわせて58.7%。ボーナス支給額のうち半分以上を預貯金したい人が6割弱います。確実にボーナスの半分以上貯める堅実家がたくさんいるようです。
支給されない・減額されるといった会社もまだまだ多い2021年ボーナス事情。使い道も昨年よりさらに、家での消費、貯蓄といった傾向になりました。ボーナスの使い道は、使い過ぎや浪費は論外ですが、より自分の生活を豊かに、価値のあるものに使うなど有意義な消費にも向け、消費活動を活発化してほしいですね。
【参考】「第49回 Ponta消費意識調査 2021年10月発表」
https://www.loyalty.co.jp/storages/pdf/211026_2.pdf