【まだ間に合う！】神奈川のおすすめ紅葉スポット3選 [関東の観光・旅行] All About

紅葉の見頃を目指して出かけるのは、実は結構難しかったりしますよね。自宅付近の木々が色づき始めて、秋旅に出かけたいなと思い始めて旅を計画し始める頃には、山間の紅葉名所はすでに見頃が終わりを迎えていたり。

2021年の紅葉旅を逃してしまったかもと感じている人もいるのではないでしょうか。でも大丈夫。ここでは、これから見頃を迎える神奈川のおすすめ紅葉スポットをご紹介します。ぜひ思い立った休日にでも足を運んでみてください。

おすすめ紅葉スポット1：日本大通りのイチョウ並木【横浜】

横浜スタジアムから港までをつなぐ日本大通りを彩る美しいイチョウ並木　

〈見頃は11月中旬から12月上旬まで〉
みなとみらい線の日本大通り駅の県庁方面の出口を出ると、鮮やかなイチョウ並木の真ん中に出ることができます。左右には神奈川県庁本庁舎や、旧英国総領事館、旧横浜地方裁判所などをはじめとした歴史的建造物が立ち並び、まさに絵になる景観。

木々の下には腰かけられるよう細いベンチ状の囲いがあるので、温かい飲み物を買ってきて、イチョウを眺めながらほっと一息つくのもおすすめです。港に続く大通りを歩いていくと、足元には可愛い絵柄の入ったタイルが敷き詰められています。頭上の紅葉だけでなく、ぜひ足元にも注目を。

海が見えてきたら、右に曲がって山下公園へ向かいましょう。紅葉のイチョウ並木はまだまだ続きます。山下公園通りでは、頭上には美しく黄色に染まったイチョウ、左手には海の景色が楽しめます。秋ならではの美しい横浜散歩を楽しんで。

趣のある歴史的建造物が立ち並ぶ大通り

（上記3点の写真の画像提供：横浜観光情報）

港へ向かう道には可愛い絵が描かれたタイルが敷き詰められている

おすすめ紅葉スポット2：円覚寺の紅葉【鎌倉】

色づき始めた鎌倉の円覚寺。見頃には、ここからさらに木々の色みが増していく

〈見頃は11月下旬から12月上旬まで〉
鎌倉の紅葉も、これからが見頃。北鎌倉駅を降りてすぐ近くに佇む円覚寺でも、木々が色づきはじめています。入り口の階段を覆うように枝を伸ばした木々たちが赤く染まり、訪れる人々を歓迎します。

谷に沿って建てられている円覚寺は、総門を入り、仏殿、方丈へと徐々に登っていく壮大な空間美を感じる作りになっています。色づく木々を愛でながら、静かな境内をゆっくりと巡って。お寺は午前８時から開いているので、秋の早朝の澄んだ空気の中、訪れてみるのもおすすめです。また、閉門間際の夕方の時間帯には、夕日の赤い光が紅葉の木々に降り注ぎ、さらに優美な色合いに。

鎌倉には明月院や建長寺、鶴岡八幡宮など、他にも紅葉の美しい寺社仏閣がたくさんあります。合わせて訪れてみてください。

入り口の階段を覆うように枝を伸ばした木々たちも美しい

（上記4点の写真撮影：木崎ミドリ）

おすすめ紅葉スポット3：箱根美術館の紅葉庭園

この庭園での紅葉美を目当てに訪れる人も多い、箱根美術館

〈見頃は11月下旬から12月上旬まで〉
箱根の紅葉は、芦ノ湖から始まり、仙石原、強羅、箱根湯本へと徐々に色づいていきます。11月中旬は例年強羅あたりが色づきだす時期。これから足を運ぶなら、強羅から箱根湯本あたりの紅葉がまだ楽しめます。

箱根湯本駅から箱根登山鉄道で強羅駅へ。箱根登山ケーブルカーに乗り換えて公園上駅を降りるとすぐの場所に位置する箱根美術館の庭園は、紅葉の名所。自然の山水美と人工庭園美とを調和させた庭園の、美しいモミジを目当てに訪れる人も多い美術館です。

木漏れ日の中、紅葉を楽しんだら冷えた体を温めに温泉へ。硫黄の香りが立ち上るにごり湯にするか、透明で肌にやさしいお湯にするか。泉質もいろいろ選べて楽しい箱根温泉で、紅葉と温泉を満喫できる秋旅を。