日々成長する子どもとの旅は、その時期ごとに興味や親子関係も変化することから、タイミングが重要。また、家族旅行は「どこへ行くかより、何をするか」が実は大事です。
そこで、猛暑の夏も安心して家族で楽しめ、子どもの学び・成長につながる首都圏の「安・近・短」の宿を、旅育コンサルタントの筆者が厳選し、紹介します。
「ホテル」は子どもにとって非日常の特別な空間。1人のお客さまとして大切に接してもらうことで、振る舞いが変わり、自信にもつながります。夏休みは子ども向けのイベントや体験が盛りだくさん。近場ならコスパもよく、知的好奇心を刺激し、新しい世界に触れるよいきっかけになりますよ。
目次
1. 東京ベイ潮見プリンスホテル(東京都):伝統とアートが融合! 手軽に海外旅行気分も味わえる宿
東京駅と東京ディズニーリゾートのある舞浜駅の中間にある潮見駅。その駅前に佇むのが東京ベイ潮見プリンスホテルです。“水辺の宿場町”がデザインコンセプトの館内は、アートが息づく非日常の空間。一歩館内に足を踏み入れた瞬間から気持ちが切り替わります。


館内を彩るホテルアートは、江戸と東京の歴史や伝統が交差する見ごたえのあるものばかり。スマホの音声ガイドを聞きながら鑑賞できます。
さらに旅育観点からおすすめなのが、日本とは思えないほどインターナショナルな雰囲気であること。海外からの旅行者が約8割を占め、フロントは10カ国語に対応しているといい、さまざまな言語が飛び交う環境に触れることで、子どもの好奇心が刺激され、多様性も体感できます。海外旅行を控えるご家庭も多い中、ここに来れば手軽に海外気分が味わえます。

客室は4名まで対応し、ファミリールームは船内を思わせる丸窓に二段ベッドがあり秘密基地のような空間が人気です。サウナ併設の大浴場もアートな空間で、こちらは親御さんが日頃の疲れをリフレッシュするのにぴったりです。


朝食ビュッフェは種類が多く、見た目も華やかで親子でテンションがあがること間違いなし。ホテルでのんびりおこもりステイを楽しむのもいいですし、近隣のお出かけを組み合わせてアクティブな旅を計画するのもいいでしょう。
「キッザニア東京」や「チームラボプラネッツTOKYO DMM」などの屋内施設がある豊洲には電車で約20分。徒歩圏内(約15分)には東京2020五輪の競泳会場になった「東京アクアティクスセンター」もあり、一般開放の時間帯は個人での利用も可能です。

また、西武プリンスホテルズ&リゾーツでは、新しい解釈の「あんきんたん(安近単)」をこの夏、提案しています。「安」は安心・安全、そして「単」は簡単・手軽に体験できると捉え、各ホテルでイベントや体験を開催。
例えば品川駅から徒歩2分の品川プリンスホテルには、水族館・映画館・ボウリングなど屋内型エンターテインメントが充実し猛暑でも安全に過ごせます。屋内外のプールもあり、プールサイドでは氷彫刻世界大会 最優秀賞受賞のパティシエによる氷のライブパフォーマンス(日時限定)などのイベントも開催予定です。


品川・高輪地区、芝、池袋、新宿など都内に加え、神奈川や埼玉にも多くあるプリンスホテル。家族向けのサービスも整い、それぞれの施設で特色あるイベントも開催しています。
はじめてのキッズと一緒にファミリー旅|西武プリンスホテルズ&リゾーツ
2. OMO3浅草 by 星野リゾート(東京都):涼しい早朝散歩が快適! 浅草寺・スカイツリーを望む絶景も必見
浅草寺まで徒歩1分の地にあるOMO3浅草 by 星野リゾート。「粋だねぇ、浅草上手」というコンセプトの通り、有名な観光スポットだけではなく、浅草らしい暮らしや歴史・文化などに体感型で触れ、地域の魅力を深堀りできるホテルです。


OMOベースでは「粋夏の宵まつり」が9月末まで開催されています。浅草らしい柄が描かれた提灯が灯り、屋台では駄菓子と夏ならではのドリンクがふるまわれるなど、お祭り気分のにぎわいを楽しめます。


旅育観点でおすすめなのが、OMOレンジャーによる街歩き体験。OMO3浅草では、夏場は早朝6時スタートで、暑さと混雑を避けながら浅草の歴史や知られざる魅力をガイドの案内で回るツアーがあります。
他にも「ご近所マップ」にはスタッフが実際に足を運んで得たグルメやお店・観光情報が満載で、ガイドブックにはない穴場も発見できるかも。お子さんと「どこに行く?」「何をしよう?」という会話も弾みそうです。

OMOは今回紹介した浅草以外にも、都内では「五反田」「大塚」「赤坂」に、横浜には2026年に2施設「関内」「馬車道」が開業し、それぞれの施設ごとにユニークな体験ができます。ぜひホームページをチェックして、お好みの宿を見つけてみてくださいね。
OMO(おも)|シティホテルブランド|星野リゾート公式

3. レフ大宮 by ベッセルホテルズ(埼玉県):緑あふれる館内で涼しく滞在! 18歳以下の添い寝無料でコスパも最強
大宮駅から徒歩3分の「レフ大宮 by ベッセルホテルズ」は、盆栽の町である大宮にちなんで「THE PARK(公園)」をコンセプトにしており、緑とアートがあふれる空間が出迎えます。

ベッセルホテルズは添い寝のお子さんは18歳以下まで無料で、お子さま向けのグッズ貸出も充実。赤ちゃんや小さなお子さま連れも安心です。レフ大宮はミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」認定の客室もあり、家族旅行デビューにもおすすめです。


8月は月・水・金曜日限定で、館内で夏祭りを開催。おもちゃすくい、わたあめ作りなどの体験もできます。またホテルを拠点にして近くの「鉄道博物館」を訪れるプランもおすすめ。
意外なところではホテルの由来にも通じる大宮盆栽美術館に訪れてみるのもよさそう。8月26日(水)までは企画展「夏休み子どもぼんさい美術館」を開催。小中学生の子どもと親向けにワークショップ「苔玉ぼんさいづくり」(有料:要予約)もあるので、親子で日本文化を感じてみては?

朝食は埼玉の地元にちなんだ料理がずらり。ベッセルホテルズが展開する「レフ」は首都圏は大宮だけですが、京都や沖縄など全国6カ所に展開しています。またベッセルホテルズはレフだけではなく、全てのブランドで添い寝の子どもは18歳以下無料! ファミリーで旅をするなら覚えておくと便利です。
ベッセルホテルズ
いかがでしたか? 近場でも工夫次第で家族で楽しみ、子どもの成長を育むことはできます。ぜひ旅に出て、親子の絆を強め、子どもの興味・関心を育みましょう。







