(3)どこに依頼したらいい? ハウスメーカーの選び方
理想の家のイメ―ジを家族間で共有し、資金計画の目安を付けたら、次は家を建ててくれるハウスメーカー選び。ハウスメーカーは、最新の技術や最先端のデザインで家づくりを支援し、高品質な住まいを提供しているのが特徴です。住宅展示場のモデルハウスで、実際に完成した家を目にすることができるのも安心感があります。
続いては、ハウスメーカー選びで住宅展示場やショールームに実際に足を運ぶ前に、準備しておきたいことをまとめます。
まずは、いつでも、どこからでもじっくり比較検討ができる、WEBカタログやWEB上のバーチャル住宅見学などの様々なコンテンツで予習をしておくと良いでしょう。気になったり、疑問を感じたりしたハウスメーカーのカタログやWEBページをコピー、プリントアウトしてチェックしておくと、実際に住宅展示場を訪ねた時、現地で忘れずに確認や質問ができそうです。
カタログやWEBコンテンツなどで気になるハウスメーカーの候補が決まったら「来場予約」を。予約はマストではなく、なしでも見学することはできますが、自分の都合で効率よく見学・相談をするためには来場予約がオススメです。
予約時に、電話やメールなどで土地の有無、広さ、おおよその資金計画、住みたいエリア、家族構成など、ある程度の計画内容や気になる点、確認したい点を知らせておけば、それにあわせた提案や、関心事項の資料を事前に準備して対応してもらえます。
住宅展示場の賢い使い方はコチラ>>
ハウスメーカー決定~契約までの流れ
事前準備が整ったら、いよいよ住宅展示場でモデルハウスを見学。ここでは、カタログ、WEBなどの二次元では分かりにくかった、建築部材の質感や空間の広がり、室内の開放感などをリアルに体感する機会となります。また、各社の営業担当者に自分たちの理想の家のイメージ、おおよその予算などを伝え、それに沿ったデザインや間取り、設備、資金計画などの提案を受けましょう。
この時、資金計画で気を付けたいのが、建築費だけでなく、土地購入費、住宅ローンの諸費用など総額を営業担当者に提示してもらうこと。さらに、住んでからかかるメンテナンス費用や光熱費、保険、税金などのライフサイクルコストも確認が必要です。
さて、気になるハウスメーカーの営業担当者と話し、納得できる提案をしてもらえたら、いよいよそのメーカーとの契約を本格的に検討する段階に。その際、営業担当者は、家の完成まではもちろん、引き渡し以降もお付き合いが続くため、相性の良さも大切なポイントになります。
理想の家づくりは良いパートナーとの出会いから
生涯を通じて、おそらく最も高額で、なおかつ最も重要な買い物となるマイホーム。となれば、理想の家を建て、満足度の高い時間を長く過ごしたいとは誰もが考えることです。ただ、家づくりは多くの方がはじめての経験。分からないことや不安は少なくありません。家の完成までは一般的に1年程度といわれるものの、平坦な道のりばかりではないでしょう。
だからこそ大切なのが、自分たちにとって良いパートナーとなるハウスメーカーと営業担当者を選ぶこと。カタログやWEBでしっかり予習を行い、相談を重ねていけば、自然と理想の住まいを導くハウスメーカー、営業担当者と出会う可能性は高くなります。
この出会いの可能性を広げるためにも活用していただきたいのが、住友林業のホームページで公開している「林修の住まいの学校 はじめての家づくり」。林修先生が初めての家づくりの素朴な疑問や役立つ知識などを動画で教えてくれる、家づくりビギナー必見のサイトです。
また、インスタライブで公開した実例動画や、外観・内観ランキングなど家づくりのヒントになる情報を「MYHOME PARK」で公開しています。
いずれも簡潔で初心者も理解しやすく、楽しいコンテンツばかり。ぜひご覧になってください。
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