(1)「理想の暮らし」のイメージを家族で共有する

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理想の暮らしを実現するためには家族の意見は欠かせません。まずは家族みんなで意見を出し合ってみましょう。
 ・広いリビングが欲しい
・吹き抜けで開放的な空間が欲しい
・家族と会話をしながら料理ができるキッチンが欲しい
・書斎が欲しい
・思い切り寝転ぶために畳の間が欲しい
・モノが多いので収納は多めに確保したい
 ……など思いつくだけ挙げてみてください。
理想の暮らしをかなえる条件は家族によってそれぞれ。抽象的でも構わないのでイメージをしてみましょう。気に入った雑誌記事、WEBページをプリントアウトして切り抜き、スクラップブック風にノートに貼って、自分のコメントを添えておくと家族全員で共有しやすくなるでしょう。
 
みんなで暮らす家なのだから、みんなの満足度の高い家をつくるのは当然のこと。最初の段階で希望を文字やビジュアルにして整理おくと、後のプロセスでハウスメーカーの営業や建築士(または設計担当)、インテリアコーディネーターと打ち合わせをする際、理想の条件を伝えやすくなります。
 

(2)注文住宅にかかる費用の項目を知り予算を考える

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●費用について

マイホームの購入は、一生に一度の大きな金額の買い物です。普段見慣れない費用項目も多いので、事前にどんな費用がかかるのか知っておくと良いでしょう。
 
・建物工事費:本体工事一式、提案工事(オプション工事)、設計料、諸手続き費用で構成されます。

・付帯工事費:家に住むために必要な工事などにかかる費用。例えば、屋内外ガス工事、屋外給排水工事、冷暖房工事、駐車場 塀、ウッドデッキなどの外構工事取に加え、土地の条件によっては地盤改良工事もここに含まれます。

・諸費用:税金関係(登記料、不動産取得税など)、住宅ローン諸費用(申し込み手数料、保証料など)、各種保険(火災保険、地震保険、団体信用生命保険など)。
 
なお、付帯工事費と諸費用を合わせて建築費用の約3割が目安になります。さらに引っ越し費用や、必要な場合は仮住まい費用も計算に入れておきましょう。また土地からの検討の場合は、土地の購入費が必要です。
 
・土地購入費:土地の価格には消費税はかかりませんが、不動産会社から土地を購入する場合、一般的には仲介手数料が必要になります。

 
●予算について
続いて、マイホーム購入の予算を考えてみましょう。

・現金:まずは、住宅購入資金として用意できる金額がいくらなのか、夫婦で話し合い正確に把握しましょう。預貯金の中から現金はいくら用意できそうか、お互いのご両親からの支援(贈与)は可能かなどを確認しておくと良いでしょう。

・住宅ローン:住宅購入時は多くの場合、住宅ローンを利用します。住宅ローンは金利によって返済総額が大きく異なります。金利は融資の実行時(注文住宅の場合、建物が完成する時期が一般的)に決定することが大半。超低金利が続く今は建て時と言えるでしょう。将来、購入を考えている方なら、低金利のうちに住宅購入を決断して、住宅ローンの金利を確定したほうが有利という考え方もあります。

・変動金利or固定金利:通常、変動金利は固定金利より低く設定されていますが、将来、金利が上昇すれば、当然返済額は増えることになります。現在は固定金利も低金利の商品が多くなっています。将来の家族構成の変化なども踏まえて検討するとよいでしょう。

・借入金額:「いくらまで借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返せるか」がポイントです。賃貸住宅に住んでいる方なら、現在の家賃を目安にして、いくらまでならプラスが可能かを検討しましょう。
また、家を建てた後、今後必要になるお金、例えば、子どもの学費や車の買い替え、レジャー、老後資金など、想定される将来の出費とあわせて、ライフプランをシミュレーションして返済額の目安を決めると良いでしょう。ファイナンシャルプランナーに相談し、プロならではのアドバイスをもらうのもひとつの手です。

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