今回は、All About編集部が実施した「トイレ掃除」に関するアンケート結果を発表するとともに、夫のトイレの使い方を改善するための「伝え方」について解説します。
※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 131名/女性 365名/回答しない 4名
・年齢比:10代 4名/20代 116名/30代 203名/40代 110名/50代 54名/60代 12名/70代 1名
・アンケート実施期間:2021年10月29日~11月1日
既婚男性の65.6%が「座りション」派
以下に示したのは、All About編集部が男性131人に実施した「自宅のトイレで『立ちション/座りション』どちらで小用をしますか?」のアンケート結果を既婚、未婚に分けて集計したものです。立ちション派?座りション派?
未婚男性が59.7%、既婚男性は65.6%と既婚男性にやや「座りション」派が多いという結果になりました。「立ちションはトイレが汚れるからやめて!」と妻が教育した結果と予想されますが、それでも「立ちション」派が30%を超えているのも事実。
また妻の92%が「トイレの汚れが少なくなる」ことを理由に男性の「座りション」を希望していることも分かりました。
66.4%が妻!トイレ掃除の役割分担
では実際、トイレ掃除は主に妻と夫のどちらが担っているのでしょうか。下に示したのは、All About編集部が既婚の男女339人に実施した「トイレ掃除の役割はどちらですか?」という質問に対するアンケート結果です。トイレ掃除をするのは妻?夫?
妻が66.4%、夫が16.5%という結果になりました。その他と回答した人は「1階と2階のトイレで分担している」「気づいた人が掃除する」など家庭独自のルールで分担しているようです。
「立ちション」派男性に対する妻の叫び
家庭内でトイレ掃除を担うのは妻が66.4%。以下は「立ちションで小用をする男性に何を伝えていますか」という質問に寄せられた意見です。・そこら中に飛ばさないで欲しいと伝えています(50代 女性)
・ものすごくはねることを知ってほしい。掃除も自分でしてほしい(40代 女性)
・新居に引っ越した時に座ってして欲しいと伝えたが、聞いてもらえなかった(50代 女性)
多くの妻が「立ちション」に対する不満を訴えている一方、「何も伝えていない」という回答もちらほら。「立ちション」に関するモヤモヤを抱えている妻も少なくないようです。
男性に伝える時は「客観的裏付け」もセットで
では妻が夫に「立ちション」の不満を伝えていない場合、不満がうまく伝わらない場合はどんな伝え方が有効なのでしょうか。「男性はトイレ掃除をしなくてよい」は大昔の慣習。男女共に考え方をあらため、積極的に家事シェアを進めたい場所です。また掃除をすることで“汚れ方”がわかり、“使い方”が想像できるようになりますよね。
「立ちションをするなら掃除をして!」とただ伝えるだけでは、喧嘩を売るような形で終わる可能性も。伝える時に「立ち小便による飛び散り」の様子を示したものなど客観的な裏付けを添えれることで説得力がアップします。
また、本格的な掃除を誰かひとりが担うのでなく、「便座を拭く」「床を拭く」「壁を拭く」など家族で掃除する場所をシェアする方法もおすすめです。
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