「シンプルライフ」を送るにはどうする？
シンプルな暮らしを送るためには何をすればいいの？
「シンプルな暮らし」をしたい！という方が増えています。シンプルな暮らしになることで、空間が片づくことに加えて、心や頭の中までもスッキリさせてくれるように思いますよね。
では、具体的に何から行えばよいのでしょうか。シンプルな暮らしを実現するためには、
- 「家の中からモノを減らす」
- 「家の中に取り入れるモノを厳選する」
という2つのことがポイントになります。
片づけの講師であり、シンプルライフを送っている筆者が、シンプルな暮らしをするために今すぐできる5つのことをご紹介します。
「家の中からモノを減らす」具体例3つ
1.「使う時期が明確ではないモノ」を手放す
家の中にあるモノの中で「痩せたら着る服」や「時間ができたらやりたい趣味」といったように、具体的な使用時期が言えないモノってありませんか？
これらのモノは使う前に状態を整える必要があるため、なかなか出番がやってきません。そして、その出番がきた頃には「もっと最新のものが欲しい！」と次の物欲が湧いてくることも少なくありません。
シンプルな暮らしは「未来をイチから作り上げていく暮らし」でもあります。そのときになってから、自分にとって必要なモノを買いそろえてはいかがでしょうか。
2. 定期購入品を見直す
自分が定期購入しているものを見直しましょう
定期的に購入しているモノをこのタイミングで見直しましょう。具体的には「定期購入」しているコスメ、サプリ、雑誌などです。家にある在庫やそのモノが扱われている状況を見て、その金額分きちんと使っているのかどうかを考えてみるといいですね。
また、モノではなくサービス（アプリの月額使用料など）に対しても、定期的にクレジットカードの明細を確認して、金額に見合うサービスなのか、自分に必要なのか、要・不要を判断するといいですね。
3. 商品券、図書カード、クーポンなどを使う
もちろん、「子どもが少し大きくなったら使おうと思っている」といった計画があるなら、無理に使う必要はありません。あくまでも、このまま持っていても存在を忘れてしまいそうなモノが対象です。
同じように、「無料鑑賞チケット」や「貯まったポイントカード」なども、期限切れになる前にマメにチェックして使っていきましょう。
「家の中に取り入れるモノを厳選する」具体例2つ
1. 特典やサンプルなど、無料でもらえるモノをもらわない
筆者は無料でもらえるモノを意識的に断るようにしています。特典やサンプル品は「予期せぬもらいモノ」であり、「必要なモノ」ではないからです。
これらのモノが家の中に入ってくると、「それを開ける」、「置く場所を決める」、「使うルールを決める」、「家族に伝える」などなど、そのモノのために自分の時間を確保する必要が出てきます。
本当にそこまで時間を費やしてでも欲しいかどうかを考えると、「もらわない」という選択ができるようになりますよ。
2.「欲しい！」という気持ちは3日間寝かせる
物欲は3日間ほどで熱が落ち着きます
筆者はミニマリストですが、「欲しい」とひとたび思うと、一日中そのことが頭から離れなくなる、ということがあります。そんなときは、3日間ほど「気持ち」を寝かせるようにしています。
物欲には「このモノだから欲しいんだ！」というこだわりがあるときと、単純に「なんでもいいから何か欲しいんだ！」というときの2種類があると思うからです。
もしも何か他のモノを買うことで気持ちが落ち着きそうなら、筆者は「食べるモノ」か「花」を買うようにしています。
ご自身にとってそういうモノを買った上で、3日経ってもまだ「やっぱりあれが欲しい！」と思うなら、本当に欲しいのだと思います。そうなってから、改めてもう一度足を運んだりして、購入するかどうかを決める、という流れにしてはいかがかでしょうか。
今回は、シンプルに暮らすために今すぐできる5つのことをご紹介しました。
モノを厳選して、自分にとって必要なモノ、気持ちがあがるモノに囲まれた暮らしを望む方の参考になりましたら幸いです。
