子供と一緒のシンプルライフ

汚す、散らかす、洗濯物の山とおもちゃの山‥‥。「シンプルライフ」と「子供」って、相容れない関係にあると思いません? でも実際は、「シンプルに暮らしたい!」って切実に思っているのは、小さい子供がいる家庭の主婦なんです。そこで今回は、「3人の子供がいてもシンプルに暮らしている家」をご紹介しましょう。

おいしいおやつを食べたら、お片付けは子供たちが主役。何もないフロアで元気に遊ぶ


「子供」がテーマの家

この家のコンセプトは「子供が気兼ねなく集まれる家」。幼児からローティーンまで、3人の子供たちの友達が、つねにとっかえひっかえ遊びに来ては、このリビングでワイワイ過ごします。いつものことなので、とりたてて凝ったもてなしはしませんが、「たこ焼パーティー」「ケーキやクッキー作りパーティー」など、子供が喜ぶ企画を随時実施しているため、ご近所の子供たちにとてもウケている様子。

「オシャレ」よりも「シンプル」が大切

U家のLDは約20畳。本来は全面フローリング敷きですが、ここにソファを置くことはせず、わざわざ畳屋にオーダーした分厚い畳をリビング部分に敷き、大きなちゃぶ台を置いています。雑多なモノがゴチャゴチャと置いていないので、ふざけて駆け回っても安全で、遊びやすい。これも、子供たちに人気の理由の一つでしょう。

2階のお勉強コーナー。机は一人1ずつ。共同の「遊びコーナー」併設
石けん、クエン酸水、重曹の三点セット。これならお手伝いも安全


乾燥機付洗濯機が活躍。キッチンには食洗機
階段には作品がズラリ。おトウさんお気に入りの子供ギャラリー


増える一方のモノ、どうしてる!?

この少子化のご時世、子供3人といえば今や「子沢山」の部類。中1のお姉ちゃんを筆頭に、小3、年長さんと、娘3人。上二人は最近じゃよく食べますから、食材はあっという間になくなるし、服とおもちゃの数は半端じゃありません。下二人は毎日のように「作品」を持ち帰るし、3人がそれぞれ持ち帰る学校や幼稚園からの「おたより」を合計すると1日10枚、なんて日も‥。モノがどっさりあって、毎日多種多様なモノが入ってくるU家、どうやってシンプルライフをキープしているのでしょう。

家事は家族みんなで

この家の鉄則は「自分のことは自分でやる」。お泊りでお出かけの際は、自分の着替えは自分で出して自前のリュックやバッグで持参。食前の食器の用意、食後の片付けは各自の責任。お風呂掃除は子供たちの当番制です。末っ子も例外ではありません。「3人いたら、全部アタシがやってらんないも~ん」(おカアさん)。忙しいおトウさんも、家事には積極的に取り組みます。

1箇所にまとめれば散らからない、なくならない

収納は一元集中で。服はすべて1階の納戸に集め、各人のスペースから各自取り出して着ることになっており、納戸の中は多少雑然としていても、扉を閉めてしまえばOKと割り切っています。おもちゃはほとんど全部、2階の子供部屋に。階下に持ち出すのは最小限で、すぐに片付けます。「おたより」は1冊のファイルに全部突っ込み、「ここを探せばゼッタイ出てくる」というアバウトな収納。それで十分不都合はないそう。