2021年秋、みんなが着たい色ランキングトップ5

毎年2月と9月に発表されるパントンの「ファッションカラートレンドレポート」は、ニューヨーク、ロンドンのトレンドカラー情報として、世界的に注目されています。パントンの2021秋冬ファッションカラートレンドレポートを活用して「2021秋冬あなたが着たい色は?」というアンケートを行いました。
2021秋冬の定番色、人気色ランキング

2021秋冬の定番色、人気色ランキング



今回は、定番色カテゴリー6色の人気ランキングを見ていきます。1位は「オリーブブランチ」と「パーフェクトリーペール」、3位は「ソイビーン」というように、グリーン系、ベージュ系のナチュラルな有彩色が上位に。4位以下に「ココナッツクリーム」「アルティメットグレー」「アフターミッドナイト」などの無彩色が続いています。

今回は、「オリーブブランチ」「パーフェクトリーペール」「ソイビーン」について、みなさんのコメントとコーディネートのポイントをご紹介します。
 

【定番色1位】落ち着きと癒しをもたらす「オリーブブランチ」

パントンの「ファッションカラートレンドレポート」は、ニューヨーク編とロンドン編があり、2021秋冬の定番色はそれぞれ4色ずつ選定されています。「オリーブブランチ」は、ニューヨーク編とロンドン編のどちらにも選ばれた色の1つで、世界的なトレンドを象徴する色といえるでしょう。

グリーン系の中でも落ち着きや癒しをもたらす「オリーブブランチ」。その語源は、“オリーブの枝”です。『旧約聖書』の『創世記』のノアの方舟の物語では、オリーブの枝をくわえたハトが洪水が終わったという知らせをもたらしたという記述があります。「オリーブブランチ」は、この世界の生き物を絶滅させてしまうような厄災が終わり、新しい世界が始まることを告げる色なのです。

「オリーブブランチ」を選んだ人は、50代を中心に40代から60代に広がっています。近畿地方で人気が高く、関東地方ではあまり人気がないという傾向も見られます。

着たことのない色だから。ニットで取り入れたい。(50代、近畿地方、専業主婦)

落ち着く色だから。ブーツ、ストール、スカートで取り入れたい。(40代、九州、その他)


■「オリーブブランチ」をボトムスに
出典:WEAR

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太めのテーパードパンツでオリーブブランチを取り入れたコーディネート。パンツの生地に光沢があるので、光が当たる部分は明るく、影になる部分は暗く、明暗のコントラストが生まれます。ホワイト系のボートネックのオーバーニットとパイソン柄のショートブーツを合わせて、モードカジュアルに着こなしています。

■「オリーブブランチ」をトップスに
出典:WEAR

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オリーブブランチ×ホワイト×パイソン柄の組み合わせは、先ほどのコーディネートと同じですが、ボトムスをホワイトにしたことで、より軽やかな印象になっています。ブラウスの生地にあまり光沢がないので、影の部分はあるものの、よりフラットな色の見え方になっています。

このように、同じような色柄の組み合わせでも、色の配置や生地のテクスチャによって、異なる印象を作り出すことができます。
 

【定番色1位】イギリスの砂浜の色「パーフェクトリーペール」

2021秋冬ロンドンファッションウィークでは、イギリスの自然に見られる多種多様な彩りを都会的なスタイルに取り入れる試みが見られました。「パーフェクトリーペール」は、そうしたロンドンのカラートレンドを象徴する色の1つ。島国であるイギリスの海岸線には、ドーセットやハリス島など、白い砂浜が広がる美しいビーチが点在しています。わずかに色みを帯びたサンドベージュをまとうことで、ビーチリゾートの開放的なムードを感じることができるでしょう。

「パーフェクトリーペール」は、関東地方で人気が高く、中部地方ではあまり人気がないという傾向はあるものの、40代を中心に30代から60代まで幅広い世代からの支持を集めました。

冬は白いふわふわしたものも可愛いですが、少し色があるのも良いなと、見て思いました。トップスなどで取り入れたい。(40代、関東地方、その他)

白っぽい方が顔色良く見せてくれるかなぁと思って。インナーで取り入れたい。(50代、北海道、会社員)



■「パーフェクトリーペール」×ブラック
出典:WEAR

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パーフェクトリーペールをトップスに、ブラックのボトムスを合わせたコーディネート。トップスとボトムスの明暗差を大きくし、コントラストを効かせた配色となっています。ファーニットの短めの丈がマーメイドスカートのシルエットを引き立て、レディライクな着こなしとなっています。

■ホワイト×「パーフェクトリーペール」
出典:WEAR

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ホワイトのトップスに、パーフェクトリーペールのボトムスを合わせたコーディネート。トップスとボトムスを淡い色でまとめ、ブラックレザーのバッグとブーツをブラックレザーを合わせて、全体の印象を引き締めています。

 

【定番色3位】マイルドで親しみやすい「ソイビーン」

2021秋冬ニューヨークファッションウィークでは、実用的な定番色とポップな色の組み合わせが目を引くシーズンとなりました。「ソイビーン」のようなマイルドで親しみやすいブロンドベージュは、希望や喜びに満ちた明るく鮮やかな色を引き立ててくれます。ワードローブの定番色として、さまざまな着こなしをサポートしてくれるでしょう。

「ソイビーン」は、40代を中心に30代から60代まで幅広い世代からの支持を集めました。近畿地方や北海道で人気が高く、中部地方ではあまり人気がないという傾向もこの色の特徴です。


温かみのある感じが良いと思ったから。ワンピースやスカートで取り入れたい。(40代、四国、会社員)

穏やかな気持ちになれる色だから。トップスで取り入れたい。(50代、東北、専業主婦)


■「ソイビーン」のセットアップ
出典:WEAR

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オーバーサイズのセットアップで、ソイビーンを取り入れたコーディネート。ホワイトのインナー、ブラウンレザーのハンドバッグなど、定番色で全体をまとめ、グリーンのスニーカーをアクセントカラーにしています。こうした“はずし”は、大人の女性にこそチャレンジしていただきたいテクニックです。

■「ソイビーン」のキルティングコート
出典:WEAR

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キルティング素材のロングコートで、ソイビーンを取り入れたコーディネート。トレンド感のあるキルティング素材は、軽い着心地とすっきりとしたシルエットを叶えてくれる優れもの。くすみグリーンのニットとホワイトのパンツと濃淡のグラデーションになっていて、おだやかなムードを引き寄せています。
 

2021秋冬の定番色、あなたに似合うのは?

定番色は無難な色と思われがちですが、人それぞれ似合う色は異なります。

「オリーブブランチ」が似合うのはオータムタイプ(秋)。深みのあるダークカラーを着ても地味にならず、ナチュラルなテイストがお似合いになります。強い色でアクセントをつけるコーディネートがおすすめです。

「パーフェクトリーペール」が似合うのはウィンタータイプ(冬)。ベージュ系はあまり得意ではないのですが、クールなサンドベージュを着ると、持ち前の華やかさが引き立ちます。ダークカラーやビビッドカラーを組み合わせ、コントラストをつけるとよいでしょう。

「ソイビーン」のような明るく澄んだベージュが似合うのはスプリングタイプ(春)。多色配色をおしゃれに着こなせるタイプなので、遊び心のあるカジュアルなコーディネートがおすすめです。

サマータイプ(夏)は、「ココナッツクリーム」のようなソフトホワイトが似合います。穏やかでエレガントな雰囲気を損なわないように、きちんとした印象を醸し出すスタイリングを心がけるとよいでしょう。

このように、ご自分のパーソナルカラーのタイプを知っておくと、トレンドカラーも自分らしく着こなすことができます。ご自分のタイプがわからない方は、下記の記事をご参考に!

パーソナルカラー診断・女性編……自分に似合う色が20秒で分かる!

【調査概要】
調査タイトル:2021秋冬あなたが着たい色は?
調査方法:アンケートフォームへの回答による調査
集計期間:2021年2月24日~2021年9月29日
集計対象:54件(20代~60代の男女)

【ガイドからお知らせ】
色に関するウェブアンケートを行っています。匿名でご回答いただけますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。アンケートの結果は、今後の記事に活用させていただきます。

2022春夏あなたが着たい色は?

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