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ワークマンのレディースレインウェア「BAGinレインジャケット」は親子でも◎

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は、防水機能がついて3900円(税込)! アウトドアに精通している渡部さんは、親子でのサイズ展開があることで、子どもの体感温度を共有できる点を絶賛。アウトドアの過酷な自然環境下で発揮する性能や使い方、サイズ感を解説。経験者の視点で選ぶおすすめのレインウェアも紹介します。

渡部 郁子

執筆者:渡部 郁子

アウトドアガイド

■ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」が親子で便利!

ワークマンのレインウェア

ワークマンのレディースレインウェアとキッズレインウェア


作業服や安全靴の技術を生かしアウトドアウェアを展開するワークマン。商品ラインナップは、高機能なのにお得価格です。近年、ワークマンからレディース用のアウトドアウェアが続々と登場しています。嬉しいのは、高機能レインウェアの種類が増えてきたこと。デザインや機能性によってさまざまな価格のレインウェアが登場し、用途に応じて選べるようになりました。さらに、それに加え、ジュニアサイズの種類が増えてきたのも嬉しく感じています。

「ワークマンのウェアって、実際アウトドアで使えるの?」のいう疑問に解凍すべく、アウトドアで使えるおすすめレインウェアをピックアップ。その中でも親子コーデが楽しめる「BAG in レインジャケット」を中心に紹介します。

まずはワークマンのレディースレインウェア全体の傾向をまとめます。

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ワークマンのレディースレインウェアがスゴイ!

一般的なアウトドアメーカーのレインウェアは、機能性やデザイン性の高さから、どんなに安くても上下を揃えると3万円近く、私の過去の愛用品には上下で10万円を超えるものもありました。

しかし、そこへ登場したワークマンのレインウェアは、高くても5000円以内(税込)で買えるものばかり。上下あわせて高くても1万円以下(税込)で揃うという驚きの価格です。

少し前までは一般的なノーブランドの安いレインウェアは、機能性が低く、実際にアウトドアでは使えないものが多かったです。しかし、ワークマンのレインウェアは、作業服技術で培った高い防水、撥水効果を発揮。お手頃価格なのに、アウトドアでも心配せずに使えるのです。

 

■ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の詳しく解説

数あるワークマンのレインウェアの中で、私がピックアップしたいのは、「Bag in レインジャケット」です。選んだいちばんの理由は、男女共用の大人用とジュニアサイズがあること。家族でお揃いのウェアを楽しめます。

親子コーデを楽しめる本格レインウェアは、さまざまなメーカーのものを探してみてもほとんどないのです。

 

1.親子コーデで子どもの体調をチェックできる

私が親子コーデにこだわっているのは、ウェアの素材によって防水透湿性能や体感温度が異なるから。同じ素材のウェアを着ることで、過酷な自然環境下での体感温度を、子どもと同様に感じることができるのです。

アウトドアで快適に過ごすことを考えたとき、「暑すぎる」「寒すぎる」など言葉をうまく表現できない子どもと同じ素材を着ることで、感覚を共有することができます。子どもの状況を親も感じることができるという選択肢はとても重要だと考えています。

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は、そんな感覚の共有をすることができます。

 

2.雨からリュックを守れる!

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は、大きな荷物を背負っていても着られるように作られているので、ポンチョとしても使えます。

使い方は、背中のファスナーを開くだけ。登山やサイクリング中などでリュックサックを背負ったまま上から羽織れるのが便利です。小学生の子どもは、雨の日にランドセルの上から着ることもできるので、日常使いのレインウェアとしても活躍します。

 

3.便利な収納袋付き

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は、収納袋が付属しています。袋に入れてコンパクトに折りたたんで持ち運ぶことができるので、日常のレインウェアとしても、旅行などでも便利。

袋は大きめなので、ゆるめにたたんでもきちんと収納できます。

 

■ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の性能

ワークマンの「BAG in レインジャケット」

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は荷物を背負ったまま着られる


ワークマンのアウトドアウェアを展開するブランドの中でも、特に防水性能の高い「AEGIS(イージス)」ブランドが展開する「BAG in レインジャケット」。耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡の高機能で、本格的な雨から身を守ることができます。

特徴は背中部分にあるファスナー。開くと背面積が広がり、荷物を背負ったままレインウェアを着ることができる仕組みです。ファスナー部の表面は防水仕様ではありませんが、裏の縫い目には止水加工が施され、長時間の使用にも安心です。

 

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の値段・サイズ・カラー

ワークマンの「BAG in レインジャケット」の値段・サイズ・カラーは、以下のとおりです。

【男女兼用】
  • サイズ:S、M、L、LL、3L(5サイズ)
  • カラー:レッド、カーキ、ブルー(3種類)
  • 価格:3,900円(税込)

【ジュニア】
  • サイズ:140、150(2サイズ)
  • カラー:レッド、カーキ(2種類)
  • 価格:2,900円(税込)
前面ポケットと背面ファスナー内部に別色布を使用し特徴的なデザインとなっています。男女兼用のためレディースとしてはサイズが大きめですが、ジュニアサイズがあるので、ファミリーで同モデルを揃えることが可能です。

 

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の仕様・素材

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の仕様・素材は、以下のとおりです。
  • 機能:防水(耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡)
  • 素材:ポリエステル100%
  • 反射材つき(背中部分にあるワンポイントのロゴ部分)
  • 原産国:ベトナムまたはミャンマーなど
素晴らしい仕様と機能ですが、注意点もあります。まず、ドライクリーニングとアイロンはアウト。汚れは石けん水か中性洗剤で手洗い。そして、レインウエアの品質を損なうため、洗濯機や脱水機の使用もしないでください。

以上を守れば、「BAG in レインジャケット」の仕様・素材を活かして使えます。

 

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」の使い方

使い方はいろいろ。通学や通勤時の日常的なレインウェアとして活用したり、登山やキャンプなどアウトドアアクティビティでのレインウェアとして使うこともできます。ジョギングやサイクリングなどの運動時にも活躍。

付属のポーチに入れて旅行のときの上着として持ち運ぶのもおすすめです。

 

ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」のたたみ方

畳んで収納

ワークマンのレインウェア「BAG in レインジャケット」のキッズサイズ(左)、レディースサイズ(右)を収納


ワークマンのレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」のたたみ方は、以下のとおりです。
 
  1. 全体を縦に3つ折りにします。
  2. 中央で半分に折ってからくるくると巻き上げます。
  3. 最後にフード部分に巻いた身頃を入れます。
  4. ポーチに入れなくてもコンパクトに持ち運びできます。

たたみ方は、一般的なジャケットのと同じです。ただし、レインウェアの生地はたたんだ状態だと傷んでしまうので、長時間の保管の際は畳まずハンガーにかけておくことをおすすめします。

DATA
ワークマン┃BAG in(バッグ インバッグ イン)レインジャケット


 

■ワークマンのレディースレインウェアの種類

ワークマンのレインウェアには「BAG in レインジャケット」の他にもさまざまな商品があります。レディースレインウェアの中から他にもおすすめ商品ご紹介します。

 

1.ワークマンのレインウェア「レディースエアシェルジャケット」は超軽量! 小柄でも◎

ワークマンの「レディースエアシェルジャケット」

ワークマンのレインウェア「レディースエアシェルジャケット」

 
ワークマンのレインウェア「レディースエアシェルジャケット」は、メンズとレディースでそれぞれ別のサイズ、カラーを展開。耐水圧2,000mm、透湿度3,000g/㎡の防水性能なので、長時間の大雨には適していませんが、ちょっとした雨なら防ぐことができる撥水機能のレインジャケットです。

素材はナイロン100%、超軽量なので荷物を軽くしたいときに便利です。レディースサイズでS、M、Lの3種類で、男女兼用モデルのSサイズよりさらにひと回り小さいつくり。小柄な人にも合わせやすくなっています。

カラーはブルー、ピンク、グレー、ネイビーの4色で、タウンユースでもおしゃれに着こなせます。価格は、2,900円(税込)です。

DATA
ワークマン┃レディースエアシェルジャケット



 

2.ワークマンのレインウェア「レディース高撥水シェルジャケット」は汚れにくい

ワークマンの「レディース高撥水シェルジャケット」

ワークマンのレインウェア「レディース高撥水シェルジャケット」


ワークマンのレインウェア「レディース高撥水シェルジャケット」も、「レディースエアシェルジャケット」と同じく、メンズとレディースでそれぞれ別のサイズ、カラーを展開。しかもジュニアサイズも登場しているので、親子コーデが可能です。

素材はポリエステル100%。肌触りがよく着心地の良い素材です。サイズはレディースのS、M、L、LLの4種類。カラーはブラック、カーキー、ネイビー、グレープの4種類。

防水仕様ではないので長時間の雨には適していませんが、高撥水なので汚れにくく、急な小雨などに活躍します。価格は1,900円(税込)です。

DATA
ワークマン┃レディース高撥水シェルジャケット


 

3.ワークマンで販売しているレインジャケット「ル エスカルゴ」は完全防水!

ワークマンのレインウェア「ル エスカルゴ」

ワークマンのレインウェア「ル エスカルゴ」


ワークマンで販売しているコヤナギの「ル エスカルゴ」は、耐水圧10,000mmの完全防水レインウェアです。透湿性能がないので、防風、防寒ジャケットとしても使えます。アウトドアで使うなら、寒い季節のアウターとしての使用をおすすめします。

男女兼用でSS、S、M、L、LLの5サイズ展開。カラーは鮮やかなオランジェ、ローズと、落ち着いた色合いのカーボン、オリーブの4種類です。

DATA
ワークマン┃ル エスカルゴ


 

4.ワークマンのウェア「レディース高撥水レインポンチョ」は急な雨でも着やすい

ワークマンの「レディース高撥水レインポンチョ」は、足元まで隠れるポンチョスタイルのレインウェアです。ポンチョだからすぐに羽織れます。

大きな荷物を持っているときも、荷物ごとポンチョの中に入れて雨から守ることができます。耐水圧5,000mm、透湿度5,000g/㎡の高機能で、多少の雨なら完全に守ってくれます。

フードのつばが広いので、通勤や通学、散歩などの日常使いにもおすすめ。価格は2,900円(税込)です。

DATA
ワークマン┃レディース高撥水レインポンチョ


 

5.ワークマンの「レディース透湿レインパンツストレッチ」は登山やアウトドアに!

レインウェアの中で、ここまでジャケットばかりを紹介してきましたが、登山やキャンプなどのアウトドアで使うなら、パンツもセットで揃えたいもの。「レディース透湿レインパンツストレッチ」を紹介します。

ワークマンの商品には、上下セットのものもいくつかありますが、アウトドアで使える高性能を選ぶなら別売りタイプがおすすめ。パンツ商品はほとんどないので、選択肢は実はあまりないです。それでも「レディース透湿レインパンツストレッチ」は、ストレッチ素材で履きやすく、耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/㎡で頼りになります。

価格は、1,900円(税込)です。

DATA
ワークマン┃レディース透湿レインパンツSTRETCH(ストレッチ)


 

■ワークマンのレディースレインウェアに関するQ&A

ワークマンのレディースレインウェアには多くの種類があります。選ぶときのポイントや注意する点などを紹介します。

 

レディースと男女兼用(ユニセックス)商品を選ぶときの注意点は?

まず、サイズに注意しましょう。レディース商品と男女兼用商品のサイズ表記は異なります。レディース商品のMサイズは、男女兼用商品のSサイズ程度の大きさです。

 

防水と撥水は何が違うの?

防水とは、生地に水の浸入を防ぐ加工がある場合の表示です。撥水は、水をはじく効果があるだけで、長時間の雨や大量の水分にさらされると、生地の隙間から水分がしみ込んできます。

雨の中で長時間の活動が必要な場合は防水性能の高いものを選ぶほうが安心です。登山などアウトドアで使う場合は、防水性能の高いものを選びましょう。

 

透湿度とは何ですか?

透湿度とは、衣服内部の湿度を外に出す性能を表したもの。数値が高いほど、衣服内部が蒸れにくいことを表しています。防水性能が高いほど、内部は蒸れやすくなるもの。

レインウェアを選ぶときは、防水性能と透湿度、どちらも重要ですが、特に汗をかくような運動時に使う場合は、透湿性能の高いものを選ぶのがおすすめです。

 

再入荷の予定は?

レディースレインウェアを含め、ワークマンの商品は一部オンラインショップで購入することができます。ただし、店舗限定の商品もあるので、オンラインでは売り切れの場合や再入荷未定の場合も、店舗に行けば入手できることがあります。

店舗ごとに商品ラインナップが大きく異なりますので、近くのショップにない場合は大型店舗を探してみてください。

ちなみに「BAG in レインジャケット」も、今後また入荷しだいオンラインでの販売が始まるとのことでした。

 

■まとめ:ワークマンの「BAG in レインジャケット」は幅広く使えてコスパも◎

コスパ:★★★★★
性能:★★★★★
デザイン★★★★
カラー:★★★★
サイズ:★★★
(星5つ中)

ワークマンには、高機能でお得な価格のレインウェアがたくさんあります。実際にアウトドアでも安心して使える防水・透湿性、好みに合わせて選べるカラー展開が魅力です。選ぶメリットはたくさんありますが、親子コーデができる商品が増えてきたという点が、私は特におすすめしたいです。

その中でもレディースレインウェア「BAG in レインジャケット」は、カラーとサイズにもう少しバリエーションが欲しいところですが、アウトドアでも日常でも幅広く使えるのがポイント。さらにしっかりした防水機能が備わっており、コスパにも優れています。

高機能レインウェアがあれば、アウトドアでも日常でも、お出かけが楽しくなりますよ。ぜひワークマンでお気に入りを見つけてみてください。
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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