2021年秋、みんなが着たい色ランキングトップ5
アメリカのパントン社は、毎年12月に「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」を、2月と9月に次のシーズンのトレンドカラー情報を発表しています。パントンの2021秋冬トレンドカラー情報を活用して「2021秋冬あなたが着たい色は?」というアンケートを行いました。
2021秋冬トレンドカラー、人気色TOP5
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ランキング3位は、「ミコノスブルー」と「トマトクリーム」の2色が同率で並び、5位に「デイリリー」が続いています。ブルー系、オレンジ系、イエロー系と色相はさまざまですが、鮮やかさと深みを兼ね備えた秋らしい色が上位を占めています。
今回は、3~5位にランクインした「ミコノスブルー」「トマトクリーム」「デイリリー」について、みなさんのコメントとコーディネートのポイントをご紹介します。
【新色3位】エーゲ海を思わせる鮮やかな「ミコノスブルー」
「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と呼ばれるミコノス島は、青い空と海に映える白壁の家が立ち並ぶ、ギリシャを代表する魅力的な観光地の1つ。断崖絶壁が多い火山島のサントリーニ島に比べると、ミコノス島の景観はとてもおだやかです。鮮やかさとニュアンスを兼ね備えた「ミコノスブルー」は、40代から60代まで、女性だけでなく男性からも支持されています。「ミコノスブルー」を選んだ人のコメントから見ていきましょう。
新鮮な感じがする。カーディガンやニットで取り入れたい。(60代、東京都、自営業)
ベーシックな色で大好きだから。ボトムスなどで取り入れたい。(50代、四国地方、パート・アルバイト)
続いて、「ミコノスブルー」のコーディネートを見ていきましょう。
■明るめミコノスブルーのワンカラーコーデ
出典:WEAR
ほんのり艶のあるツイル素材のセットアップ。ちょっとクセのあるシルエットのジャケットは、気負わずに着用できるカジュアルな雰囲気があります。ミコノスブルーはネイビーよりも明るいので、悪目立ちせずに存在感のある着姿を叶えてくれます。
■濃いめのミコノスブルー×ベージュ×カーキのコーディネート
出典:WEAR
【新色3位】イタリアの家庭料理を思わせる「トマトクリーム」
「トマトクリーム」は、パスタのソースに見られるような穏やかなオレンジブラウンの彩りをしています。発色を抑えた中間色なので、オレンジのような主張の強さはないけれど、ブラウンよりも明るく、ほっこりとした秋らしいムードが感じられます。今回のアンケートでは、40代、50代の女性からの支持を集めました。「トマトクリーム」を選んだ人のコメントを見ていきましょう。
元気を貰えて、暖かくてふんわりと包み込んでくれる色。マフラー、ストールで取り入れたい。(50代、東北地方、専業主婦)
こういう色はあまり選ばないので、新鮮です。小物やバッグで取り入れてみたい。(40代、関東地方、パート・アルバイト)
続いて、「トマトクリーム」のコーディネートを見ていきましょう。
■トマトクリームのワンカラーコーデ
出典:WEAR
広がり過ぎず、適度なゆとりのある大人なシルエットのワンピースで、トマトクリームを取り入れたワンカラーコーデ。ブラックブーツで足元を引き締め、ホワイト系のスマホケースをポイントにシンプルにまとめています。
■トマトクリームのミニバッグをアクセントカラーに
出典:WEAR
ブルー系のオンブレチェックのロング丈ワンピースに、トマトクリームのミニバッグをポイントにしたコーディネート。寒色系のブルーに対して、暖色系のオレンジはぱっと目を惹くアクセントになります。
【新色5位】気分を高揚させる「デイリリー」
デイリリーとは、イエローやオレンジ系の花を咲かせる忘れ草のこと。花が1日限りで終わると考えられたため、英語ではデイリリーと呼ばれるそうです。和歌では、悲しいことや忘れたいことがあった心境を表す夏の季語として詠まれるように、華やかさの中に儚さも感じられる不思議な色です。今回のアンケートでは、30代から50代、近畿地方在住の人から支持を集めました。「デイリリー」を選んだ人のコメントを見ていきましょう。
明るい色を着たいから。スカートで取り入れたい。(40代、近畿地方、会社員)
暖かみがよい。ニットやボトム、マフラーなどで取り入れたい。(30代、近畿地方、会社員)
続いて、「デイリリー」のコーディネートを見ていきましょう。
■デイリリー×アイボリーの2トーンコーデ
出典:WEAR
定番のピンタックストレートパンツで、デイリリーを取り入れたコーディネート。トップスとシューズにあたたかみのあるアイボリーを合わせて、すっきりと着こなしています。定番のアイテムだからこそ、華やかな色が映えます。
■デイリリーのスカートを主役に
出典:WEAR
「ミコノスブルー」「トマトクリーム」「デイリリー」が似合うのは?
「ミコノスブルー」のようなクールなブルー系が似合うのは、パーソナルカラーがブルーベースの人。黒目が黒やこげ茶で、肌の血色がやや紫みを帯びているのが特徴的です。「トマトクリーム」や「デイリリー」のようなオレンジ系やイエロー系などのウォームな色が似合うのは、パーソナルカラーがイエローベースの人。黒目が茶色で、肌の血色はオレンジみを帯びています。
トレンドカラーを取り入れるときは、お顔映りのよい色はトップスに、お顔映りがよくない色はボトムスや小物にもってくると、洗練された印象になります。
ご自分のパーソナルカラーのタイプを知っておくと、トレンドカラーも自分らしく着こなすことができます。ご自分のタイプがわからない人は、下記の記事をご参考に!
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【調査概要】
調査タイトル:2021秋冬あなたが着たい色は?
調査方法:アンケートフォームへの回答による調査
集計期間:2021年2月24日~2021年9月29日
集計対象:54件(20~60代の男女)
【ガイドからお知らせ】
色に関するウェブアンケートを行っています。匿名でご回答いただけますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。アンケートの結果は、今後の記事に活用させていただきます。
2022春夏あなたが着たい色は?
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