投資で利益が出ても税金がかからないNISA

最初にNISAについての確認です。NISA=「少額投資非課税制度」で、投資による利益が出ても、約20%の税金がかからないというメリットがあります。

NISAは一人1口座と決まっていて、証券会社や銀行などの金融機関で口座開設できます。一度NISA口座内で金融商品を購入すると、その年は金融機関を変更できません。1年ごと(1月から12月まで)に変更可能で、10月1日から翌年分の変更手続きができます。
 
もし不安があれば、先に候補となる金融機関で投資用口座を開いて、まずは操作などを体験してから、その金融機関でNISA口座を開くかどうかを決めるのも手です。ただし、手続きが2回になるので、NISA開始までの時間がかかります。
家でくつろぎながら、NISAが始められる時代です!

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一般NISAかつみたてNISA、どっちがいい?

一般NISAとつみたてNISAの2つ(利用できるのは1年のうち、どちらか1つ)のうち、どちらにしようかと迷う方も多いでしょう。

少額でじっくり積み立て投資をしていきたいと思ったら、「つみたてNISA」が選択肢です。毎月100円や1000円、5000円など、金融機関によって最低金額は異なりますが、小さな金額で、毎月同じ投資信託などを買っていってくれるので、一度手続きをしたら、あとはほったらかしでOK! そのため、初心者さんにも向いていると思います。
 
「という話は十分知っているよ! その先の口座開設でつまずいてしまって、結局まだ何もできていないんだよ!」という方も多いと思います。では次に、口座開設のときにつまずきがちなポイントを3つに絞って、アドバイスをお届けしていきます!
 

1. どこの金融機関で口座を開く?

NISAの口座開設は、さまざまな金融機関できますが、おすすめは「ネット証券」です。例えば、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などがあげられます。

ネット証券は、商品のラインアップが多く、最低積立金額が安く(月100円など)、手数料も安いケースが多いというメリットがあります。今後いろいろな金融商品を買う際にも、手数料が安いというのは大きなメリットです。
 
ただし、「手続きが不安」「誰かに相談しながら始めたい」という方も多いでしょう。その場合は、店舗窓口がある金融機関を選ぶのも選択肢です。イオン銀行や大和証券などがあげられます。ちなみに、大和証券の場合は、対面で相談できるダイワ・コンサルティングコースがあります。途中でコース変更をして、オンラインで取引可能なダイワ・ダイレクトコースにするのも手です。
 

2. 「特定口座」と「一般口座」はどちら?

証券会社で口座を開く際には、「特定口座(源泉徴収あり・なし)」と「一般口座」から選ぶ必要があります。こちらの言葉がよくわからず、「え、どちらがいいのよ……」と選べないまま、口座開設が途中でストップしてしまう話をよく聞きます。
 
NISA口座だけの利用なら、どちらを選んでも同じなのですが、今後NISA口座以外で投資をする可能性があれば(上限額以上に投資したい場合や、つみたてNISAを利用するけれど、一般口座で株を買いたい場合など)、「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおくのがおすすめです。
 
証券会社が税金関連の手続きをしてくれるので、確定申告の手間が省け、のちのち楽になります。
 

3. そもそも、いつ口座開設をしたらいいの?

「投資を本格的に始めようと思い、そのときがきたら、いよいよ口座開設しよう」という方も多いです。では、投資を始めるには、いつがいいのでしょうか。
 
もし、今がものすごく相場が低くて、これから確実に右肩上がりになると事前にわかっていれば、今すぐ始めるべきでしょう。でも、今が相場の頂点で、これから右肩下がりでどんどん下がっていくことがわかっていれば、投資信託の積み立てを始めている場合ではありません。
 
とはいっても、今後のことは誰にもわかりません。相場が、永遠に右肩上がりだったり、永遠に右肩下がりだったりということもないでしょう。そのため、「今だ!」と誰もが太鼓判を押せる時期というのは、まずありません。
 
少額で少しずつ積み立てていく場合は、思い立ったらすぐに始めることがおすすめです。そうでないと、「そのうち……」と思いながら何年も経ってしまい、本当なら積み立てに回しているはずだった、月1000円や5000円、1万円を、何気なく使ってしまっているかもしれません(意味のあるものならよいですが、何気なく使ってしまうことも多いですよね)。
 
数年後に、「やっぱりあのとき、投資を始めておけばよかった」と思っても、その期間の投資経験や投資したはずのお金は取り戻せないのです。
 
今はスマホからでも簡単に、証券会社の口座開設ができます。また、月100円でも1000円でも、誰でも小さな金額で投資信託の積み立てができるようになっています。口座開設をする分には、無料でできますので、まずは一歩、踏み出してみませんか? 
 
■参考書籍:『はじめての積立投資・つみたてNISA・iDeCoもよくわかる!お金の増やし方』(主婦の友社・西山美紀著)

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