コロナ禍の夏休みの過ごし方
2020年は、春先の一斉休校の影響により夏休みの期間が大幅に短くなった学校が多く、子どもにとても厳しい夏休みでした。中には休みが10日程度だった学校もありました。また、子ども向けの施設が閉鎖されていることも多く、伸び伸び遊ぶことも難しい夏休みでした。2021年は、夏休みの期間などに関しては通常通りの学校が多く、また宿題も例年通りとなっています。ただ新型コロナウイルスの心配は完全になくなった訳ではなく、様々なことに配慮しながら過ごす夏休みとなっています。
オンライン工場見学はメリットがたくさん!
このような状況においておすすめなのが「オンライン工場見学」です。コロナの流行以前にも企業のホームページの中に工場を紹介するようなページがありました。それが今は、さらに発展、改良されてとても使い勝手の良いものとなっています。
通常の工場見学は実際の様子を見ることができたり、工場ででき上がったばかりのものを試食できたりというメリットがあります。ただ、人数に制限があり予約が必要であったり、実際に自宅から工場に行くための時間や旅費などが掛かってしまったりという面もあります。感染予防をしても、危険はゼロではありません。
オンラインでの工場見学には、通常とは違うメリットがあります。例えば、通常の工場見学では多くの場合、ツアーのような形で工場内を巡ることになり、興味があるところでもじっくりと見ることができない場合があります。その点、オンラインであれば、興味のある部分をじっくりと自分が納得するまで見ることができます。
オンライン工場見学はこんな所がおすすめ
オンラインで見学することができる工場を4つ紹介します。■ロッテ「バーチャル工場見学」 様々なお菓子(コアラのマーチ、雪見だいふくなど13種類)の製造工程を見ることができます。ホームページの操作がしやすく、いくつものお菓子を比較することができます。言葉遣いも理解しやすいようになっており、年齢の低い子どもでも楽しむことができます。
■JFEスチール「バーチャル工場見学」 製鉄所は、大規模であり、また危険でもあることから、なかなか実際に工場見学をすることが難しいものです。それが、オンライン上で簡単に見学することができます。JFEスチール「バーチャル工場見学」では、東日本製鉄所京浜地区での原料受け入れから製品出荷に至る一連の製造工程を実際の現場にいるような臨場感で体験することができます。
■アサヒ飲料「アニメで学ぼう工場見学」 アサヒ飲料「アニメで学ぼう工場見学」は、見学する商品を選ぶ際に自動販売機になっているなど、操作がしやすいホームページとなっています。また難しい漢字にはふりがながついており、子どもにも理解しやすい作りとなっています。
■ANA「360度視点で体験!」 通常の工場見学でもとても人気のあるANAの機体工場見学です。新型コロナウイルスの流行により、2021年7月現在は見学を一時停止しています。その機体工場見学をオンラインで体験することができます。ガイドと共に見学コースを順で巡り、自分の興味のある方向(360度)を見ることができます。
【参考情報】
ロッテ「バーチャル工場見学
https://www.lotte.co.jp/entertainment/factory/
アサヒ飲料「アニメで学ぼう工場見学」 https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/virtual_factory/
JFEスチール「バーチャル工場見学」
https://www.jfe-steel.co.jp/movie/plant.html
ANA「360度視点で体験!」
https://www.ana.co.jp/group/kengaku/360view.html