Instagram(インスタグラム)の「地図検索」機能とは?
新機能「地図検索」は、インスタアプリ内で近隣の飲食店や観光名所などを簡単に検索することができます。地図上に写真のサムネイル画像が表示されるので、視覚的かつ直感的な検索が可能となっています。地図機能の利用方法
1. インスタアプリを開き、画面下の虫眼鏡アイコンをタップします。 2. 画面右上の地図アイコンをタップします。 3. 現在地を中心とするエリアの地図が表示され、エリア内の人気スポットのサムネ写真が表示されます。 4. 詳細を知りたいスポットのサムネ画像をタップします。 5. 過去にインスタユーザーが投稿した写真の一覧が表示されます。 6. 三点リーダーをタップするとGoogle マップに切り替えたり、住所をコピーすることができます。 7. 「情報を見る」から詳しい店舗情報を見ることもできます。インスタ地図検索とGoogle マップの違い
今回リリースされたインスタの「地図検索」機能ですが、地図アプリとして有名なGoogle マップとはどのような違いがあるのでしょうか。■インスタは店舗検索に特化
まず、Google マップがあらゆる場所を詳細に検索できる一方、インスタ地図検索機能は飲食店や観光スポットなど、基本的に店舗の検索に特化しています。
具体的にはインスタの地図検索は、「カフェ」「レストラン」「観光名所」「ホテル」「美容院」「ラーメン」「パン屋」「スイーツ」「バー」を主な検索対象としています。
■地図を比較
試しに、両方のマップで「カフェ」を検索してみます。
Google マップを開くと、画面上部に「コーヒー」アイコンが表示されます。 これをタップすると以下のような画面が表示され、周辺のカフェが表示されます。 一方、インスタでは、画面下部に「カフェ」アイコンが表示されます。 これをタップすると、以下の画面が表示されます。 インスタの「地図検索」結果はGoogle マップと異なり、サムネイル写真が表示されます。
これにより、例えば、ユーザーが「カフェに行ってスイーツを食べたい」という希望がある場合、Google マップよりも、写真が表示されるインスタの地図検索のほうがより直感的な検索ができることが分かります。
■インスタにはナビ機能なし
Google マップとは異なり、インスタの地図検索にはナビ機能がありません。目的地に到着するための地図としては、やはりGoogle マップのほうが優れています。
しかし、前述のようにインスタの地図検索からGoogle マップに飛ぶことができるため、この点は問題ないと考えられます。インスタ側もGoogle マップに取って代わるものとして地図検索機能を搭載したのではなく、Google マップとの併用を想定していることがうかがえます。
■圧倒的な情報量
Google マップもインスタの地図検索も、ユーザーからの投稿情報を活用しています。そのため、投稿数がより多いインスタの情報量は圧倒的なものになります。反面、情報の内容はインスタユーザーのボリューム層である20代の若者の嗜好に偏ることも考えられます。
地図検索機能でより快適なインスタライフを
このように、インスタは地図検索機能によってユーザーの行動によりコミットしようとしていると考えられます。ユーザーが地図で付近のお店を検索し、お店を利用し、お店の投稿をし、その投稿を地図にフィードバックすることでさらに地図情報を充実させるというサイクルが行われます。外出先でお店選びに困ったら、インスタの地図を利用してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ記事】
・自分が死んだらInstagramアカウントはどうなる?
・最近よく見るInstagramの「リール」って何?ストーリー機能とどう違う?
・Twitterの音声ライブ機能「スペース」ってどう?