横浜・八景島シーパラダイス「うみファーム」がリニューアル！釣って食べて“海育”がテーマ [横浜の観光・旅行] All About

横浜・八景島シーパラダイス「うみファーム」がリニューアル

リニューアルした「うみファーム」のエントランス

横浜・八景島シーパラダイスは、2021年7月10日に“海育”をコンセプトとした水族館「うみファーム」をリニューアル。釣った魚を調理してもらえる「うみファームキッチン」も向かい側の建物に移動し、広々としたスペースに生まれ変わりました。※画像は2021年7月8日の内覧会、7月10日に撮影

＜INDEX＞

“海育”をコンセプトとした水族館「うみファーム」とは

「うみファーム」は自然の海の上にある水族館

「うみファーム」は、自然の海を舞台に、海の環境や生きものたちを「観る」「知る」「獲る」「食べる」ことを通じて、海の環境を身近に感じ、そして考えるための“海育”をコンセプトとした水族館。2013年3月のオープン以来、初めての大規模リニューアルとなります。

「橋を渡って行ってみたくなる」エントランスデザインに

橋を渡って行ってみたくなるデザインに

エントランスを視認性が高いデザインに変更し、“橋を渡って行ってみたくなる海の上の水族館”を演出。“海育”について伝えるためのガイダンスルームは海の中にワープしていくようなわくわくするデザインに変更し、小さい子どもも海への関心を高めるような演出が盛り込まれています。

海育について伝えるガイダンスルーム

魚釣りゾーンは「フィッシャーマンズオアシス」へ

魚釣りが楽しめる「フィッシャーマンズオアシス」

これまで「食育ゾーン」として親しまれてきた魚釣りゾーンは「フィッシャーマンズオアシス」というエリア名となりました。入場料は1名500円（3歳以下無料）で別途水族館に入館できるチケットが必要となります。

釣り竿をレンタルして魚釣りにチャレンジ。餌（オキアミ）付

フィッシャーマンズオアシスでは、釣り竿（餌付き）をレンタルして、いけすの中にいるアジやマダイといった魚を実際に釣ることができます。

ピチピチと元気なアジを釣り上げることができて感激！

釣りをしたことがない筆者でも、針に餌をつけて糸を垂らすだけで、アジやマダイを釣ることができました。子どもでも簡単にヒットするため、魚を釣り上げる喜びを感じられることと思います。

釣り初心者でもこんなに大きなマダイが釣れました！（スタッフの方に持ってもらってパチリ）

併設の「おさかなマルシェ」では、東京湾や相模湾の漁港から直送された新鮮な魚介類を購入することができます。近海で水揚げされた、市場に出回らない新鮮な魚介を直送・販売することで、八景島内でおいしく食べてもらおうという取り組みです。

「おさかなマルシェ」では新鮮な魚を購入し、調理してもらい食べることができます

うみファームキッチンで釣った魚をすぐに調理

「うみファームキッチン」は向かいの建物の2階に移動

「フィッシャーマンズオアシス」内で釣った魚や買った魚は、向かい側の建物2階に移動した「うみファームキッチン」でフライやグリルにしてもらい、食べることができます。

リニューアルした「うみファームキッチン」

アジ3匹、マダイ1匹を釣り上げ、調理してもらいました！新鮮な魚はふんわりしていて味わい深かったです。自らの手で食べられる分だけの魚を獲り食べることは、特別な“海育”体験となることでしょう。

釣った魚はグリルやフライでいただきます！フライは「湘南ゴールド」を使ったオリジナルソース付

料金は調理代込みで、アジ390円／1尾、マダイ1990円／尾、その他の季節の魚は390円～／尾となります。釣った魚はすべて調理して食べてもらうことを前提としており、持ち帰りできません（調理前・後にかかわらず）ので、食べられる分だけ釣りあげることが大切です。

釣った魚の数に応じて料金（調理代込）を支払います

「東京湾ワンダーウォッチャーズ」でSDGsを身近に

ガイドツアー「東京湾ワンダーウォッチャーズ」では海の生きものや環境について楽しく学べます

「オーシャンラボ」では、自然の海を観察するだけでなく、スタッフによる海や生きものについて学べるガイドツアー「東京湾ワンダーウォッチャーズ」を実施。

オーシャンラボで暮らす生きものに実際にさわったり観察しながら、自然の海に暮らす生きものや海の環境問題、東京湾から流れてくるごみ問題など、子どもから大人まで、楽しみながら学ぶことができます。