1. 重たい鍋とフライパン
一度買ったら長く使える鍋。たくさんあっても、よく使うのは限られている
ホーロー鍋、多層鍋、圧力鍋など、これまでずっと使い慣れてきた調理道具ではあるでしょうが、その大きさと重さが料理のしやすさを左右します。毎日のように作る献立と家族の人数から、ちょうどいいサイズの鍋とフライパンだけに絞り込みましょう。
2. いくつもあるザルとボウル
入れ子のように積み重ねているけれど、よく使うのは上にある2種類かも
ザルも同じように、ステンレス、プラスチック、竹などの天然素材製のほか、シリコンで折りたためるタイプなど様々あります。水切りの形としてメッシュ、パンチング、スリット、形状は丸型、角型、平型など、さらには場ふさぎなサラダスピナーといったものもありますね。
使いやすいものに出会うまでの歴代の道具が残っているでしょうが、作り慣れている定番料理に必要な道具だけ残してはいかがでしょう。
3. 複雑な形の食器
形が不揃いな器を出しやすく戻しやすく、傷まないようにしまうためにはテクニックがいる
和食器の場合は、懐石料理で使うような複雑な形の器が魅力的ですが、洗いにくいことがあります。また、欠けたり割れたりの残念なしまい方は避けたいものです。それでも使いたい器はどれでしょう。収納に余白が残るくらいの分量が目安になります。
4. 余分なスプーンとフォーク
種類別に整理整頓するためには、仕切り用グッズを使いこなすテクが必要
その他、私たちの食生活では食べる道具として、れんげがあったり、塗り物の菓子楊枝・黒文字などがあります。家族使いと来客用として使う場面といった用途を整理し、どんな種類が何セットあるといいのかを考えて、残すべきモノを選びましょう。
5. 溜まりがちな保存容器
食品用から他の用途へ転用。内服薬や文具などの入れ物として活用する手もある
このように便利なグッズなのですが、解凍と加熱の方法に応じて使い分けなければなりません。手入れのしやすさを考えると、使い勝手の良いものは限られています。変色や臭い残りが気になる、プラスチック製のモノから見切りをつけるのがおすすめです。
食生活が味気なくなるほど減らす必要はないのですが、キッチン収納の中身が軽くなると炊事がラクになります。これからも料理と食事が楽しくなる時間をもっと増やしましょう。