好きな人にモテないのはなぜ?
好きな人には「好かれたい」気持ちが先行して、本来のあなたが表現しきれていないことも……
モテるなら誰でもいいわけではありません。いろんな人にモテていても、肝心の好きな人(もしくは好きなタイプの人)からモテなければ、モテるための努力も虚しくなるだけ。なぜピントがズレた相手にしかモテないのでしょう。その原因は意外と単純です。
<目次>
好きな人にモテないのは、その人に「本来の自分」が出せていないから
あなたの魅力を100としたら、おそらく好きな人の前では30も出せていないはず。好きな人の前であなたの魅力が発揮できないのは、緊張してしまうから。好きな人の前で緊張しがちなのは、「好きな人に少しでも好感を持たれたい」という下心の表れ。その証拠に、普段は魅力を存分に発揮できているからこそ、射程圏外の「何とも思っていない人」から無駄に好かれてしまうのです。皮肉なものですね。原因がわかったところで、緊張しないようにコントロールするのは簡単ではありません。そこで筆者より、いくつか問題解決法を提案します。
「ベストな自分」より、緊張した自分を「底上げ」しよう
自分をよく見せようと意識するあまりに緊張してしまうなら、「緊張している自分」をレベルアップするよう心がけてみましょう。どんな表情もキレイに見えるよう、鏡の前で表情を研究する。動揺していても上手に受け答えできるよう、さまざまな会話を脳内でシミュレーションしておく。日頃から訓練を積んでおけば、好きな人の前で緊張しても、今までより多少は「ステキな自分」を見せられるはず。あるいは最初から「ごめんなさい、緊張しちゃって」と正直に打ち明けておくのもおすすめです。先に断っておけば、たとえあなたが挙動不審な行動をしたとしても「緊張しているんだな」と受け止めてくれます。緊張していると認識されることで安心し、逆に緊張が解けてくる効果も期待できます。これはビジネスの場面で緊張したときにも使えるテクニック。覚えておきましょうね。
あなたに好意を持つ「何とも思ってない人」にも注目してみよう
何とも思ってない人には「素の自分」が出しやすいからこそモテるのかも?
好きな人がいるならば、その人以外から好意を示されても眼中にないかもしれません。だけどあなたにアプローチしてくる人も、きっと緊張を乗り越えているのです。好きな相手に「素直に好意を示す」ことが難しいのは、あなたが一番よくわかっているはず。まずは好意を伝えてくれたことに感謝し、正面から受け止めてみましょう。
もしかすると、あなたがリラックスして「自分らしく振る舞える」相手こそが、ベストな相性かもしれません。少しでも興味を抱くならば、ポジティブにコミュニケーションを図ってみるのも一案です。もちろん、1ミリも気持ちに応えられない場合は、誠意を込めてNOを伝えて。
自分をよく見せるのはOK。でも「好き避け」だけはしないで
緊張して自分らしく振る舞えないのは、訓練したり場数を踏んだりことで改善が期待できます。しかし中には、好き過ぎて緊張するあまり近づくことすらできなくなる「好き避け」という行動に出てしまう人もいるでしょう。それでは好意どころか「嫌われているのかな」と逆効果になってしまいます。気持ちと裏腹な行動の真意など、相手には伝わりません。親しくないうちは特に、相手の気持ちを察することなど不可能です。恥ずかしさを払拭するのは、そう簡単ではないかもしれません。だけど恋を成就させた人は皆、恥ずかしさやうまくいかないかもしれない不安などを乗り越え、勇気を出してアプローチしているのです。好きな人の前で自分らしく振る舞えなくてもいいんです。いい自分も変な自分もさらけ出して、それで好きになってくれれば、その恋は本物です。
緊張したまま「好きな人と会話できること」「好きな人のそばにいること」、ひとつひとつの瞬間を味わうつもりで接すれば、きっとあなたの魅力は存分に発揮できるはず。勇気を出してくださいね!
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