写真をそのままWebや印刷などに使うだけでなく、レトロな絵画風に変えるとまた違った味わいのある作品に生まれ変わります。写真をスケッチ風に変える、なんていうのもいいですね。
Photoshopなどの画像編集ソフトのフィルタを使うと簡単にできるいろいろなフィルタがありますが、このたび発売になったPhotoshopプラグイン「ArtStudioPro Classico」(TwistingPixels 社 ArtStudioPro シリーズ)では、古い時代に描かれたようなスケッチや絵画風に写真を変えることができます。
「ArtStudioPro Classico」は、Photoshopをはじめ、Photoshop Elements、Paint Shop Proなどの画像編集ソフトで使用できるプラグインとして、またはこれらのソフトが無くても、単体で写真を読み込んで、古い絵画風に変えることができるアプリケーション(スタンドアロン)としても使用できます。
今回はこの「ArtStudioPro Classico」の主な特徴について紹介します。
※「ArtStudioPro Classico」は英語版で、MacintoshおよびWindowsのハイブリッドとなっています。
「ArtStudioPro Classico」は、ルネサンス風の「ダ・ヴィンチ エフェクト」とも呼ばれていることから、鉛筆やチョークの淡い色のタッチのスケッチや、絵の具が細かくひび割れているようすなど、クラシカルな表現に長けているのが特徴です。
スタンドアロンアプリケーションには、順番にボタンをクリックするだけで効果を加えられる「Basic」と、さらに詳細設定が可能な「Advanced」の画面に分かれています。
「Basic」では最短3段階~数クリックの操作で写真を絵画風に変えて保存ができます。
スタンドアロンアプリケーションの[GET PICTURE]をクリックして写真を読み込みます。 |
[CHOOSE PAINT]をクリックして、効果を選びます。 |
必要に応じて[MIX MEDIA]をクリックして効果を追加しして、[SAVE FILE]で保存をします。 |
このような最短3段階のボタンで作品化して保存ができますが、[CHOOSE PAINT]で1度かけた効果の強弱やテクスチャのサイズ変更や、レイヤーによる管理など、効果の編集ができるのも特徴の1つとなっています。
「Advanced」画面では、各効果の詳細をスライダや数値で設定し、さらにレイヤーで各効果を管理できます。 |
保存した画像はPhotoshopなどの画像編集ソフトでさらに加工や補正、リサイズなどを行います。
次は、「ArtStudioPro Classico」のエフェクトの種類をを紹介します。次のページへ>>