ガイド(私)は仕事柄、「土屋さん、ペンタブレット使ってますか?」とたずねられることが多いのですが、逆に私の方から「あなたは使ってます?」と聞き返しますと、「いやー、気になってはいるんですが、使ったことがないんですよ」という返答がほとんどです。
確かにペンタブレット、使ってみたいとは思っていても、絵を描くことが好きな方じゃないと、なかなか購入して使うというところまでに至らないものです。
それに、「マウスを使い慣れていれば必要ないんじゃ?」とか、または「マウスよりも高価じゃないの?」と思われている傾向もあるようです。
ペンタブレットにもいろいろな機種があり、もちろんプロ仕様の高価なものもありますが、それはマウスでも同じことですよね。
Jet Style ジェット・スタイル A6 ブラック |
そこで今回は、マウス並みの5,980円の手頃な価格で気軽にはじめられるペンタブレット「ジェットスタイラス」をご紹介します。
パソコンでお絵かきをはじめたい、もしくは写真の細かい編集をやってみたいという方におすすめの製品です。
※この製品はWindows XP、Vista対応です。
1024段階の筆圧レベル
ペンタブレットといえば、その昔は筆圧対応機能は高級モデルしか搭載されていなかったのです。しかしながら、今ではほとんどのペンタブレットに筆圧対応機能が搭載されています。
ペンタブレットの高級モデルと普及モデルでは、筆圧対応機能の筆圧レベルが違うことが多いのですが、このジェットスタイラスでは、なんと、1024段階もの筆圧に対応しています。
1024段階もあれば、微妙なタッチなども表現できるほどのレベルですから、十分な機能が搭載されているといって良いでしょう。ジェットスタイラスの実売価格(5,980円)を考えますと、十分にお買い得な機能ですね。
手頃な大きさが魅力!
このジェットスタイラスのA6という大きさは、10年ほど前までは結構使われていたペンタブレットのサイズでした。
しかし、時とともにワイド化するなどペンタブレットは大きくなっていき、今では、多くのペンタブレットが、高級モデル、普及モデルを問わず、結構なサイズとなっています。
もちろん、入力領域が大きなサイズのペンタブレットほど、実際のペンの動きに近い描画ができますし、また、一度に描ける面積も大きくなります。
ただ、細かなディテールの積み重ねで仕上げていく場合や、写真の切り抜きなど、あまり大きな面積とペンタブレットを必要としない場合、小さい面積は、それこそ机の上での専有面積も小さくて済みますので、取り回しも楽で置き場所にも困りません。
本体が360グラムほどという軽さも魅力のひとつですね。ペンは単4電池を装着するタイプですが、23グラムと消しゴム1個ほどなので気になりません。
ちなみにマクドナルドのアップルパイの大きさと比較すると、コンパクトさがわかると思います。 |
重さは好みの問題もありますが、小さなペンタブレットを好んで使われている方も意外に多くいます。
実は私もそのひとりです。入力領域の外側の枠もできるだけ狭い方が使いやすいと感じている方なので。
次はよく使用するショートカットなどを16個登録できる機能や、同梱されている画像ソフトのご紹介です。次のページへ>>