1:写真を残す基準を決めて、懐かしい場面の詰まったアルバムを整理
左:梶木さん使用の無印良品ポリプロピレンアルバムL判・264枚用 外寸約314mm×298mm×15mmマチ幅15mm 右:無印良品ポリプロピレンフォト・ハガキホルダー A4サイズ・80ポケットは書類と一緒に並べてスッキリ
尾崎さんが残す写真を選んだポイントは「表情を気にいっているか、笑顔であるか」「家族や友人と一緒に写っているか」「好きな景色や場面であるか」とのこと。
捨てた写真がある一方で、たくさんの思い出を残してくれたカメラ好きな父へ改めて感謝する機会にもなったそう。残したい家族の写真を選ぶことで「親孝行をしたい思いが強まった」といいます。
2:大切な手紙の山を点検し、専用のレターボックスへ保管
手紙やメッセージカードは専用のレターボックスに収納。心をこめて整理したものであるからこそ、見返すと励みに
手紙やハガキの山を点検すると、お知らせや近況報告が多く、そのうち心にとどめておきたいものは案外少ないものです。見返したくなるものを優先して、専用のレターボックスで保管しましょう。心苦しいのですが、それ以外のものは個人情報を消して処分します。
3:思い出のウェディングアイテムは、喜んで使ってくれる人にバトンタッチ
アルパカのぬいぐるみに、新郎新婦の衣装を作って着せてくれたお母さんの作品
■増える家族の思い出の保管にも工夫を
やがてベビーが誕生したときの思い出にも工夫が必要。「へその緒」や「乳歯」などを大切に残したいママには、専用のボックスで大切に保管するのがおすすめです。
子どもが幼いころの思い出を宝物として専用のメモリアルボックスにきれいに保管
4:おもちゃは子どもと一緒に処分、残すものは収納スペース範囲内に
赤ちゃんの時からの大切なおもちゃや絵本は、100均ダイソーの箱を利用して保管
その一方で「娘が好きだったおもちゃは箱にしまいクローゼットやロフトで保管している」とのこと。残すためのスペースを決めて溢れないようにしながら、手放すものとのバランスがほどよくとれています。
5:子どもの作品は親と子の「心に残す」ことも意識して
子どもの作品はまず飾って楽しみ、その後に、処分するか永久保存するかを判断
子どもの作品は部屋の一角に展示コーナーを設けてあげるのも手です。そして作品と一緒に撮影した子どもの画像を残しておくと、良い思い出になります。そしてなによりも、誉めてもらったという子どもの記憶に残ることが大切。作品そのものに感情移入しすぎずに、親と子の心に残していきましょう。
いかがでしたか? 大切に保管していた思い出の品のはずが、ただ雑多に残されていただけということにならぬよう、片付けのプロによる、後悔せず手放す方法をぜひ実践してみてくださいね。