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クールな映り込み写真を作ろう

黒い背景に写真を置くと落ち着いたギャラリーに早変わり。さらに写真の下に薄い映り込みを加えると、不思議なくらい写真がクールに見えてきます。お手持ちの写真で気軽に試してみませんか?

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

黒い背景。下に薄く写真が写り込んでいます。
写真を黒い背景に貼り付けると、とても落ち着いて引き締まった印象になります。そんなことから最近では画像編集ソフトでは、黒っぽい背景のインターフェースが流行のようです。

また、フォトギャラリーサイトでも黒い背景に写真を置き、その下に写真が薄く映り込んでいる効果をよく見かけますね。iTunes Storeのミュージックビデオにある、ビデオクリップのサムネイル表示などが代表的です。

そのようなクール映り込みの効果を加えた写真を作ってみたいな…と思ったことはありませんか?

そこで今回はAdobe Photoshop Elements 5.0を使って、写真を黒い背景に飾って映り込ませる効果をご紹介します。
Photoshop Elements 4.0、Photoshop CS3、および11月発売予定のPhotoshop Elements 6でもほぼ同じ手順で作ることができます。

簡単に試すことができますので、興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

今の季節、コスモスの写真もいいですね。

カンバスサイズを広げる

Photoshop Elements で写真を開き、カンバスサイズを広げます。

Photoshop Elementsで写真を開いたところです

[背景]を次のような手順でレイヤーに変換します。

  1. [レイヤー]パレットの[背景]をダブルクリックします。
  2. [新規レイヤー]ダイアログボックスの[OK]をクリックします。
  3. レイヤー名が[レイヤー0]に変わったことを確認します。

現在のカンバスサイズを確認しながら、新しいサイズを入力します。

  1. [イメージ]メニュー→[サイズ変更]→[カンバスサイズ]を選択します。
  2. [現在のファイルサイズ]の[幅]と[高さ]の数値を確認します。
  3. [変更後のファイルサイズ]の[幅]には、「現在のファイルサイズの幅×1.5」の数値を、[高さ]には「現在のファイルサイズの高さ×2」の数値を入力します。
  4. [OK]をクリックします。

上記の設定によって、カンバス全体が一回り大きく広がって、写真のまわりには透明な領域が追加されました。

次は、映り込み用の写真を複製して上下を反転します。次のページへ>>

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