乾燥肌対策成分として注目を集める、ヘパリン類似物質
空気が乾く秋冬は、肌の乾燥が特に気になる季節。しかしそれ以外でも、エアコンや紫外線、ストレスなど、私たちの肌は1年中さまざまな乾燥リスクにさらされています。
そんな中、乾燥肌の対策として注目されているのが、ヘパリン類似物質という成分。医薬品にも長年使われてきた実績があり、親水性や保水性に優れているのが特徴です。
最近では、ヘパリン類似物質を配合した薬用化粧品(医薬部外品)が発売され、より日々のスキンケアに取り入れやすくなりました。そこで今回は、ヘパリン類似物質配合コスメのおすすめブランドを3つご紹介します。
おすすめ1:自らうるおいを生み出せる肌に!「カルテHD」
■どんなブランド?化粧品メーカーのコーセーと製薬メーカーのマルホがタッグを組んで生まれた「カルテHD」。肌自らがうるおいを作り、角層にためこむことを目指して開発されました。保水有効成分のヘパリン類似物質HDや肌あれ防止有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムに加え、厳選の美容成分を組み合わせたうるおいバリアCPXを配合。使い心地の良さにもこだわっています。
■ローションの使い心地は?
やや白濁した、とろみのある化粧水。肌あたりがやさしく、まろやかな感触ですっと馴染むので、敏感に傾いた肌にも安心です。
■注目アイテム:高保湿と時短を両立したオールインワンゲル
忙しい時や肌がゆらいで何品も重ねたくない時、1品でお手入れが完了するオールインワンゲルはやっぱり便利。ひと塗りでも、みずみずしいゲルが肌表面のキメの細部までスーッと伸び広がり、乾燥して硬くなった肌がやわらかくほぐれていく実感があります。乾きやすい部分には重ねづけもおすすめ。軽い感触なので重たくなりません。乾燥する環境でも、ぷるんとしたうるおい肌で過ごせます。
おすすめ2:保湿と美白の両方を叶える「AdryS(アドライズ)」
■どんなブランド?30代以上の女性たちを乾燥肌の悩みから解放したいという思いから生まれた、大正製薬初のスキンケアブランド。保湿シリーズには、薬用保湿成分のヘパリン類似物質とメラニン生成を抑える薬用美白成分のプラセンタエキスを配合。製薬会社ならではのこだわりの成分で保湿と美白の両方にアプローチする、贅沢なスキンケアラインです。
■ローションの使い心地は?
透き通った、濃厚なとろみのある化粧水。美容液が溶け込んでいるようなリッチな感触なのに肌にすばやく馴染み、ベタつきも気になりません。
■注目アイテム:ハリ、ツヤのある明るい目元へ導くアイクリーム
スペシャルケアアイテムも充実しているアドライズ。乾燥だけでなく疲れや加齢のサインが出やすい目元も、集中ケアが可能です。アイクリームには、ヘパリン類似物質とプラセンタエキスに加え、新たな有効成分としてビタミンEを配合。使用量は片目につき米粒大と少量でOKです。コクのあるクリームがなめらかに伸びて、ピタッと密着。ベタつかないから、夜のケアはもちろん、朝のメイク前にも使えて、乾燥によるちりめん小じわもふっくら!
おすすめ3:手頃な価格で使い勝手も抜群の「ヒルセリン」
■どんなブランド?ユニークなコスメやビューティグッズで人気のコジットから誕生したのが「ヒルセリン」。ヘパリン類似物質とグリチルリチン酸ジカリウムのダブルの有効成分で、肌あれと乾燥を防ぎます。美肌保水成分のヒアルロン酸ナトリウムやリピジュア、ベール機能油脂成分のスクワランも配合。美容成分が豊富なのに、リーズナブルな価格も魅力です!
■ローションの使い心地は?
白い乳液状で、みずみずしく伸びの良いテクスチャー。ポンプ式で手に出しやすく、顔だけでなく首やボディまでケアできます。
■注目アイテム:ひと吹きでうるおいをチャージできる高保湿ミスト
2021年3月には、待望の新アイテムが仲間入り。シュッとひと吹きするだけで、素早くうるおいをチャージできるミスト化粧水です。浸透が早くベタつかないので、次のスキンケアステップに移るのもスムーズ。時短しながらしっかりとした保湿ケアができるので、1本あると本当に便利です。洗顔後やお風呂上がりにすぐ肌が乾く人、顔だけでなくボディなど広い範囲が乾燥しがちな人、日中の肌のカサつきが気になる人にもおすすめ。
多彩なアイテムから自分に合ったものを取り入れて、365日乾かない、調子のよい肌を手に入れましょう!