アーバンクールなモノトーンコーデ。着こなしのコツは?
ユニクロで大人気のコラボアイテム「ユニクロ+J」のモノトーンコーデ 出典:WEAR
色数を絞ってコーディネートすると、おしゃれに見えると言われています。
代表的なのは、ブラック&ホワイトで作る「モノトーンコーデ」。簡単な配色で、非常に洗練された印象になります。
ただ、着こなしによっては無難にまとまってしまうことも。失敗が少ない反面、似合う人とそうでない人の違いが目についてしまうのかもしれません。
今回は、お顔やパーソナルカラーのタイプ別に、モノトーンアイテムを上手く着こなすコツをご紹介します。
<目次>
1.まなざしの印象が強い人は、光沢感のあるモノトーンアイテムを
ブラック&ホワイトに鮮やかなブルーを加えた、コントラストの効いたコーデ 出典:WEAR
モノトーンコーデがよく似合う人には、2つの特徴があります。
まず、顔の印象がはっきりしていて、目力が強いこと。ここでいう目力とは、二重まぶたのぱっちりとした目というわけではありません。一重まぶたでも、黒目の輪郭がはっきりしていると、白目とのコントラストが強くなります。まなざしの印象がシャープで、クールなイメージになります。
また、髪質がしっかりしていて、艶があること。光沢のあるレザー、サテンなども似合います。
たとえば、今シーズン人気のレザーライクな素材。従来のレザーに比べるとソフトなイメージですが、縦のラインを作るプリーツスカートで取り入れると、シャープな印象とマッチします。このタイプの人は、発色のよいクールな色も似合います。
2.やさしい印象の瞳ならソフトな素材で黒を取り入れる
ブラックにスモーキーブルーを組み合わせたシックなコーデ 出典:WEAR
まなざしの印象がやさしい人、やわらかい髪質の人は、黒が強すぎて負けてしまうことがあります。光沢が強すぎるもの、重厚なアイテムもやや苦手。従来のレザーよりも、軽やかなレザーライク素材が雰囲気にマッチします。
同じレザーライクな素材の黒でも、ストレートなラインを強調するプリーツスカートより、ゆるやかなカーブを描くマーメイドラインのスカートの方がソフトなイメージに。
スモーキーブルーのトップスを合わせると、瞳や髪質の印象とマッチして、洗練された装いになります。
3.「似合う白」を見極める
レザーライクな黒のブルゾンも、キルティングタイプにすると、ふっくらとやわらかいイメージに 出典:WEAR
黒のアウターのインに白を着るときは、白の色みによって印象をコントールすることができます。
白は大きく3つのタイプに分かれます。ひとつは、青みを感じるようなクールな白、もうひとつは、黄みを帯びたウォームな白、そして、画像のニットのような、青みにも黄みにも偏らないソフトホワイトです。
購入するときは「お顔映りのよい白」を選びましょう。ソフトホワイトは、比較的誰にでも似合います。
4.黒コートのインナーは、パーソナルカラーに合わせて
コーディネートしやすいノーカラーのブラックコート 出典:WEAR
これから黒のアウターを購入されるのなら、ノーカラーのコートがおすすめ。ご自身のパーソナルカラーに合わせてインナーを選ぶと、黒の着こなしに自信がもてるようになります。
ここでは、4つのタイプ別に、似合う色の一例をご紹介します(パーソナルカラーを調べてみたい方は、こちらでどうぞ「パーソナルカラーがわからない!自己診断のコツ」)。
■はっきりした顔立ちで、目力がある(ウィンタータイプ)
黒、白、グレー、濃紺、深紅、ロイヤルブルー
■まなざしがソフトで優しげ(サマータイプ)
水色、ラベンダー、パステルピンク、ブルーグレー
■瞳の色が明るく、キラキラしている(スプリングタイプ)
コーラル、オレンジ、イエロー、イエローグリーン、ベージュ
■瞳の色が深く、落ち着いたまなざし(オータムタイプ)
サーモン、テラコッタ、マスタード、モスグリーン、ブラウン
お顔映りのよい色を取り入れると見違えます。ブラック&ホワイトのモノトーンコーデが、なんとなくしっくりこないときは、ぜひ試してみてくださいね。
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