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ボーナスの使い道ランキング!【2020年・夏最新版】

2020年の夏ボーナス、このお金の使い道はどう考えている人が多いのでしょうか? 最新ボーナス使い道ランキングを紹介します。2020年夏ボーナスは前年より減という調査がでています。ボーナスを手にした人はどうするのでしょうか?

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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2020年夏ボーナスの使い道は?

2020年の夏ボーナス、この使い道はどうなっているのでしょうか? 最新ボーナス使い道ランキングを紹介します。新型コロナウイルスの影響で生活様式が変わった人が多い中、ボーナスの使い道は変わったのでしょうか?
 
2020年ボーナスの使い道が気になるところ。何に使うか……自分で決めるとはいえ、他の人が何に使うかは気になるところ

2020年ボーナスの使い道が気になるところ。何に使うか……自分で決めるとはいえ、他の人が何に使うかは気になるところ

 
会社員や公務員にとってボーナスは、日ごろ欲しいものなど少し贅沢ができる、自分へのご褒美のようなもの。使い道をあれこれ考えるのが一番楽しい時かもしれません。とはいっても、将来のために貯金なども考える必要があるかもしれません。みんなは何に使っているのでしょう? 株式会社ロイヤリティ マーケティングが発表した「第41回 Ponta消費意識調査 2020年6月発表」のデータを元に、ボーナスの使い道をみてみましょう。
 
<ボーナスの使い道 目次>
使い道TOP3:預貯金、旅行、食品
旅行(宿泊を伴うもの)は過去最低
食品(ふだん食べるもの)が過去7年で最多
子どもの教育が増
「支給されない・分からない」が48.6%
ボーナス半分以上を預貯金が60%
 

ボーナス使い道ランキングTOP3:預貯金、旅行、食品

【2020年夏のボーナスの使い道(3つまでの複数回答) 「Pontaリサーチ」調べ】
 
【1位】貯金・預金 35.6%
【2位】旅行(宿泊を伴うもの)8.6%
【3位】食品(ふだん食べるもの)5.6%
【4位】外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)5.3%
【5位】衣服 3.7%
【6位】財形貯蓄 2.7%
【7位】ローンや借入の返済 2.7%
【8位】旅行(日帰り)2.3%
【9位】食品(お取り寄せなど、特別なもの)2.1%
【10位】子どもの教育 2.0%
    特にない 5.0%
    支給されない・分からない 48.6%
 
ボーナスの使い道のトップは「貯金・預金」で35.6%。どの調査結果でも、預貯金は1位となっています。まとまったお金が入ったらまずは預貯金といったところでしょうか。とはいっても、2018年夏は36.4%、2019年夏は38.1%と近年と比べると減少傾向。コロナ禍で生活が厳しく、生活費にと考えている人もいることでしょう。
 
2位は「宿泊を伴う旅行」で8.6%、3位は「食品(ふだん食べるもの)」5.6%となっています。
 

旅行(宿泊を伴うもの)は過去最低

旅行(宿泊を伴うもの)は、2位に位置付けていますが、過去6年で一番低くなっています。2018年12.4%、2019年10.5%で、2020年は8.6%。コロナ騒ぎで旅行は遠のいたのでしょうか? 一方、日帰り旅行は、2019年1.8%だったのが、2020年は2.3%。こちらは、あまり影響は受けていないようです。
 

食品(ふだん食べるもの)が過去7年で最多

食品(ふだん食べるもの)は、昨年は4位でしたが、今年は3位に上昇しました。5.6%の人が使い道として考えていますが、2018年、2019年とも4.1%でしたから、急上昇です。去年3位の外食と入れ替わったのですが、外食より家で食べる習慣ができたことでこのような結果になったのでしょう。
 
また、食品(お取り寄せなど特別なもの)も2017年0.9%、2018年1.4%、2019年1.6%、2020年2.1%と増え続けています。ボーナスで食品を求める人が増えています。
 

子どもの教育が増加傾向

子どもの教育も2%と低い結果ですが、こちらも増加傾向です。2017年1.6%、2018年1.7%、2019年1.2%、2020年2.0%。子どもの教育費も年齢があがるにつれて増加します。中高生の塾代や大学生の学費などにあてる人も増えていきそうです。
  

「支給されない・分からない」が48.6%

支給されない・分からないが48.6%と半数近くを占めています。こちらも、2018年45.3%、2019年45.8%と過去3年では一番多くなりました。
 
ボーナスの使い道をこのように考え予測している一方で、ボーナスをあてにしていない、できない人が5割弱もいることを忘れてはいけません。ボーナスの使い道を考えられるだけでも有難いところです。
 

ボーナス半分以上を預貯金が60%

ボーナスから預貯金したい人は、ボーナス全体のどれくらいを預貯金にまわすのでしょうか?
 
【ボーナスの支給金額のうち貯金・預金したい額の割合 「Pontaリサーチ」調べ】
「25%未満」 12.5%
「25~50%未満」27.5%
「50~75%未満」26.5%
「75%以上」 33.5%

半分以上を預貯金したい人はあわせて60.0%と、預貯金したいと思う人の6割がボーナスの半分以上を貯蓄にまわすようです。また、33.5%が75%以上貯金するという結果に。預貯金をしっかりしようと考えている人は、金額もしっかり貯めているようです。
 
ボーナスと一言でいっても、支給額の差は大きいものかと思います。何割かはしっかり貯蓄をしたいものです。普段の家計不足分を補うことも大切です。とはいっても、特別なボーナスです。普段体験できないようなこと、買えないようなものなどに使う等、メリハリのあるボーナスの使い道にできたらいいですね。

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