ひかりの恋愛コラム

人をいじめたり、差別したりする大人の特徴

大人になっても、人をいじめたり差別をしたりする人はいます。なぜ、意地悪な行為をするのでしょうか。また、意地悪された人は、どうしたらいいのでしょうか。

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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どうして意地悪な人はいるのか

意地悪

大人になっても、人をいじめたり差別をしたりする人はいます。歳を重ねても精神的に成熟しないまま大人になってしまった子供おばさん(子供おじさん)は、気に入らない人がいると意地悪なことをします。なぜ、意地悪な行為をするのでしょうか。また、意地悪された人は、どうしたらいいのでしょうか。
 

彼女(彼)が人をいじめる理由とは?

人が、いじめたり、差別をしたりするといった意地悪な行為をするのには、いくつかの原因があります。それは、主に下記の5つです。
 
  1. 自分に気持ちを向けたいから
  2. 嫉妬しているから
  3. 相手の存在を恐れているから
  4. 相手に八つ当たりをしたいから
  5. 自分に力があることを示したいから

1つずつ、紹介します。
 

理由1. 自分に気持ちを向けたいから

これは、小学生の男の子が、気になる女の子にわざと意地悪をするのと同じです。相手に自分の存在を気にかけてほしいとき、本来は「優しくする」ことが効果的ですが、そういった手段を持っていない場合は、わざと意地悪な行為をするのです。つまり、未熟ゆえに、人に好かれる方法が分からないから、意地悪をしてしまうんですよね。
 

理由2. 嫉妬しているから

自分よりも優れている人がいると足を引っ張り、引きずり下ろすことで、自分と同じレベルなんだ(もしくは、自分よりも下のレベルなんだ)と安心したい人がいます。こういう人は、「自分が向上する方法を知らない」のと、「自分の心の弱さを認識できるだけの強さがない」ので、こういった行為をしてしまうのです。本来であれば、相手のいいところを学んで、自分が成長していけばいいのに、残念ですよね。
 

理由3. 相手の存在を恐れているから

これは「嫉妬」とも似ていますが、相手の存在に何かしらの恐れを感じているときは、相手を攻撃しないといられない人がいます。例えば、相手が正当なことをしていても、それによって自分の利益が危ぶまれるときに、理不尽な行為をして邪魔することがあります。

また、人を差別する人も、相手の存在を恐れていることが多いものです。そういう人は、そもそも自己肯定感が低く、“自分とは真逆の環境にいる相手”を認めてしまうと、自己を否定してしまうことにつながると思い込んでいるので、相手の存在を認めることができないのです。例えば、ワーママと専業主婦が対立しやすいのも、これが原因です。とはいえ、自己肯定感の高い人であれば、どちらの立場であっても相手のことも認め、対立なんてしないものです。

つまり、「恐れ」の感情から人をいじめたり、差別したりする人は、それだけ「心が弱い人」だと言えるのです。
 

理由4. 相手に八つ当たりをしたいから

自分のイライラを自分の中で消化できないから、人に意地悪をして憂さ晴らしをする人もいます。そういう人は、まだ自分の感情をコントロールできないほど、精神が幼いのです。大人になったのであれば、自分のあらゆる感情を自分で受け止められるくらいの“精神的な自立”はできた方がいいでしょう。
 

理由5. 自分に力があることを示したいから

よくドラマで、「いじめっ子の学生が家に帰ると、実は親から家庭内暴力を受けている」といったストーリーがあるものですが、そうやって他でいじめられている人ほど、自分には力があると認識したいために、自分よりも弱い者を攻撃する傾向があります。つまり、人をいじめる人ほど、実は弱いのです。本当に強い人であれば、人をいじめる気になんてならないものですしね。
 

“心に闇がある人”が意地悪をする

人に意地悪をする主な要因を5つ紹介しましたが、「自分に気持ちを向けたい」以外が当てはまる人たちに共通することがあります。それは、「心に闇がある」ということです。

そもそも、自分の貴重な時間と労力を使って、人に意地悪をするなどといった“建設的ではない行為”をするのは、もったいないことです。しかも、心が健全な人であれば、どんなに嫌な相手であろうと、いじめたところで、心がスッキリするわけではなく、むしろモヤモヤすることが多いですしね。

つまり、心に闇がなければ、こんな行為はできないものなんですよね。そうでなければ、自分の行為で人をかわいそうな目にあわせたくないものです。結局、“人に意地悪できるような心の状態でいる人”というのは、それだけ「心がくすんでいる」ということなので、ある意味、かわいそうな人なのです。
 

意地悪な相手には、反応しないこと!

では、自分が意地悪なことをされたら、どうしたらいいのでしょうか? 余程、ひどいことであれば、知恵を使って、2度と同じようなことをされないような手段をとった方がいいし、場合によっては、法的手段をとったほうがいいこともあります。でも、それほどのことでもない場合は、「相手にしない」「反応しない」という手段がいいこともあります。

なぜなら、それが“相手が一番恐れていること”だからです。自分がやった行為が、相手に何のダメージも与えていないということは、「自分には、それだけの力がない」ということですしね。

これは、自分にとっても有益なことです。なぜなら、「仕返しをする」という行為は、相手の心の闇を、自分に移すようなものからです。いくら仕返しがうまくいっても、心がスッキリするかというと、そんなことはなく、モヤモヤが残るものです。だから、仕返しをしてしまうと、むしろ自分自身にダメージを与えてしまうことも多いのです。

だから、本来は、「相手に関わらない」ほうがいいし、その代わり、怒りがおさまならないときは、「自分で自分の機嫌をとる」という方法をとった方がいいのです。

機嫌がよくなれば、相手にされたことなんて、どうでもよくなってくるものです。そんなことを気にしている方が、時間と労力がもったいないことですしね。

そういった冷静な判断ができるようになるためにも、「人に意地悪をする人は、それだけ人として未熟で、心に闇を抱えているかわいそうな人なのだ」ということをきちんと認識することが大切です。そうしたら、同じ土俵に乗ろうとは思わなくなるものですしね。

弱い人がいる限り、社会からいじめや差別はなくなりません。せめて私たちは人に意地悪なことをしたり、仕返しをしたりして、自分の心を汚すことがないようにしたいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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