付加番号で発信もできる
movaのナンバープラスでは、付加番号は着信のみで発信はできませんでした。FOMAのマルチナンバーなら、付加番号での発信ができるのでより便利になりました。
人によって発信者番号を使い分けることもできるため、いろいろ応用できそうです。
請求を分けることも可能
FOMAのマルチナンバーの場合、有料ですが付加番号毎に料金明細内訳書を作成できたり(月105円)、番号毎に請求書の送付先を分けられたり(月157.5円)します。
プライベートの携帯電話を仕事でも使わざるを得ない場合など、仕事で使った通話を区別できるため会社に請求するのも楽になります。上記のオプションを使えば、付加番号で発信した通話料の請求書を会社へ郵送(全体の請求書は自宅等へ別に郵送)できるのです。
着信番号がわかる
契約番号(最初の電話番号)で着信した場合は何も変化がない。 |
「付加番号2」などと表示されます。機種によってはこれらの表示を変更できる場合があり、例えば、付加番号1に着信した場合は「仕事用」と表示したりできます。
こんな使い方はいかが?
仕事で携帯電話を使わない場合でも、活用方法はたくさんありそうです。
●恋人専用に
マルチナンバーを契約し付加番号を1つもらい、それを恋人専用にします。その番号を知っているのは、基本的に恋人しかいないわけですから、付加番号に着信した場合は発信者番号にかかわらず恋人からの電話だとわかるわけです。公衆電話や会社など、恋人の電話以外の電話から発信されることが多い場合などには重宝するでしょう。
付加番号毎に着信音を変更できますので、より便利に使えます。
●会員登録用に
例えば、お店やネット等の会員登録で、電話番号を書かなければいけない場合があります。でも、自分の個人情報を書くのに不安な場合があります。そんなときにはマルチナンバーの付加番号を書くとよいでしょう。
●公開用に
サークルのメンバー募集や、何かの問い合わせ先として、携帯電話番号を公開したい場合、マルチナンバーは最適です。マルチナンバーで契約した付加番号を一時的な電話番号として利用できます。付加番号はいつでも解約したり番号変更したりできるので、電話番号が不要になったら解約すれば、それ以上電話がかかってくることもなくなります。
マルチナンバーの解約や番号変更は、同月内で2回までは無料ですが、3回目からは1回毎に1,050円かかるので気を付けて下さい。