排卵日とは? 卵子が受精可能になるタイミング

排卵日とは?

排卵日っていつ?排卵日が把握できれば、妊娠しやすい日の目安が分かります

月経後に卵巣の中で卵の元となる「卵胞」が育ち、十分に育った卵胞から卵子が飛び出すと、それを卵管がキャッチします。この「排卵」が起こる日を「排卵日」といいます。

卵管の中に卵子が入っている時に、ちょうど精子がたどり着くと「受精」することが可能になります。ですので、妊娠するには、この卵管のなかに卵子がピックアップされるタイミングに合わせて精子が入ってくる必要があります。

妊娠したい、という人が最初に行うべきことは「妊娠しやすい時期」に性行為を行うことです。そのためには、排卵日がいつなのかを正確に把握することが重要になります。

▽参考記事
排卵日っていつ?月経周期別「排卵日」を知る方法

 

月経周期別に見る排卵日の目安

排卵日とは? 月経周期別の排卵日

月経周期によって排卵日の予測方法も変わります

排卵日を月経周期別に知る方法を解説します。

■月経周期が28~30日で安定している人
2~3ヵ月基礎体温をつけるだけでほぼ排卵日が把握できるはずです。例えば、28日周期では月経13~14日目に排卵することが多く、基礎体温では、その時期が低温期の終わりになっているはずです。

■月経周期が25~45日くらいで若干不規則な人
基礎体温だけでは排卵日の特定が難しい場合があります。周期が短い方の日にちに合わせて、一番短い周期が25日なら、月経10日目から排卵日検査薬を使い続けることで排卵日を事前に見つけやすくなります。

■月経周期のばらつきが大きい人
自分で排卵日の特定をするのは困難です。そろそろ排卵日かな、という時期に婦人科で超音波検査を受けて、卵巣の中で育っている「卵胞」の大きさを測り、だいたい何日後に排卵するかを予測するしかありません。また、排卵日の予測が難しいほど周期がばらつく場合は、排卵誘発などの治療が必要な場合があります。

▽参考記事
排卵日っていつ?月経周期別「排卵日」を知る方法

 

一番妊娠しやすい日はいつ? 排卵日の前日と前々日

排卵日とは? もっとも妊娠しやすい時期とは

もっとも妊娠しやすいタイミングの取り方とは?

妊娠しやすい時期は、排卵日の前日と前々日です。「排卵日」1回のタイミングに合わせるよりも、排卵の前後に合わせて3~4回タイミングを取るのがベストです。

通常、卵子の寿命は排卵からおよそ1~2日間だと言われており、その間に受精をしなければ卵子は死んでしまいます。排卵直後の、卵子が一番良い状態で受精を完了させるためには、排卵をしたときに「元気な精子が待ち構えていること」がポイントになります。

精子は射精後、子宮内で4~5日間生存することが可能とされています。しかし、実際には射精直後には受精能力がなく、正確には射精後5~6時間後から40時間前後が受精可能枠となります。受精可能な状態になった精子を排卵前に待機させておくことが妊娠率をあげるためには重要なのです。

▽参考記事
妊娠しやすい時期・正しいタイミング法

 

排卵日を正確に知る方法……基礎体温表・排卵検査薬・ホルモン検査など

排卵日とは? 排卵日を正確に知る方法

正確な排卵日を知るためにはいくつかの方法があります

排卵時期をピンポイントで特定することは非常に困難ですが、正確な排卵日を知るためにはいくつかの方法があります。
 
  1. 基礎体温表をつける……排卵後に体温が上がるので、いつ排卵しているのか予測します。
  2. 排卵検査薬を使う……排卵検査薬は尿中に放出されるLHホルモンを測定しています。一般にはLHサージのピークから24時間~36時間後に排卵すると言われています。
  3. 病院でホルモン検査、超音波検査をしてもらう……卵胞の成熟度を測定して予測します。
  4. おりものの量と質を観察する……おりものは排卵に向けて量が増え、卵白のように粘液性があり、透明になるといわれています。
  5. 子宮頚部の位置を確認する……子宮頚部は排卵が近づいてくるにつれて子宮の奥へ上がり、外子宮口は卵白状の粘液に満たされ、開いてきます。
上記の中から3つぐらいの方法を同時に使うと、かなりの確率で排卵日を特定することができるのではないかと思います。

▽参考記事
妊娠しやすい時期・正しいタイミング法

 

基礎体温表の正しいつけ方

排卵日とは? 基礎体温表の正しいつけ方

基礎体温とは、生命を維持するために体が最低限のエネルギーを使っている時の体温

基礎体温を正確に計るには、起床直後の毎日同じ時間、通常は朝の寝床で、体を動かす前の体温を婦人体温計で計るのが基本です。就寝前に枕元に婦人体温計を置いておき、朝目覚めたら絶対に起き上がらないようにして、安静のまま体温を測定してください。

寝床から出て、歯磨きや朝の身支度をしながら測定したりすると体温が微妙に上昇し、グラフがガタガタになってしまう原因になります。また普通の体温計を使うと、36.43度など微細に測定できず、グラフのパターンがわかりにくくなるので、必ず婦人体温計を使います。
 
基礎体温の欄外に測定した時間や眠れなかったなどのメモ、その他、生理や出血、生理痛、性交渉があったことなども記載しておくと、より大切な情報として活用できるでしょう。

▽参考記事
基礎体温とは?理想の基礎体温グラフとガタガタの場合

 

基礎体温表の落とし穴・注意点

排卵日とは? 基礎体温表の落とし穴

不安や心配を抱えてストレスを溜める前に、不安な点は医師に相談しましょう

以前は「低温期からガクンと体温が下がった日が排卵日」と考えられていましたが、最近では、排卵は体温がガクンと下がった日か、その翌日あたりに起きることが多いということがわかってきました。人間の身体は、外から体温を測るくらいではなかなか細かいことまでわからず、実は排卵日がズレていた、というケースは少なくありません。

また、排卵日を気にして性交渉の日を決めていると、「カレンダー・セックス」などと呼ばれる、日決めのセックスになってしまいます。長く続けていると、排卵日以外のセックスが意味のない無駄な行為に思えてくるなど、セックスに対する感覚が変わってきてしまいます。

当初イメージしていたようにはスムーズに妊娠できなかったり、その月のカーブにちょっと心配な雰囲気があったりなど、基礎体温を気にしすぎるあまり、毎日、一日の始まりに不安や心配を感じることはストレスを高める原因になりかねません。

毎月の波は、同じではないでしょう。不安な点は、一度医師に診てもらい、「順調ですね」と言ってくれたら、細かいことは気にしないことです。

▽参考記事
基礎体温表をつける人の落とし穴
続・基礎体温表の落とし穴
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