「捨てる」から始めないお片づけのコツ
使って減らすお片づけ
せっかく家にいるのだから、「捨てる」ではなく「使って減らす」片づけをしてみませんか?
今回は家のなかで手をつけやすいモノを中心に、捨てるから始めない片づけをご紹介します。
コスメなどの試供品サンプル
サンプル品は開封して使う場所に置いておきましょう
結局使われることなく溜まっていくのです。
それでは、早速今日からすぐに使い始めましょう。置いてあるだけでは使いそびれてしまうので、今日使う分は、いまのうちに開封して使う場所の横に置いておくことをオススメします。
人によってはサンプル品だけで1週間以上過ごしていける、なんて方もいらっしゃいますよ。
ほとんど残っているレアな調味料・食材
買ったけどイマイチ使いこなせない調味料
続いては、外国からのお土産や輸入食材店で買った調味料など、普段の調理ではなかなか使う機会のない食材です。冷蔵庫の奥やパントリーから探すと1つや2つは出てくるのではないでしょうか。
ここでぜひトライしてもらいたいのが「サルベージパーティー」です。「サルベージパーティー」とは、賞味期限切れ直前のものや使いこなせない食材を持ち寄り、創作料理を作るというもの。せっかく家にいるのですから、ご家族で創作料理に挑戦してみてはいかがでしょうか? 作るのも食べるのも楽しく、節約、食品ロスを防ぐことにもなるのでオススメですよ。
一応とっておいている書類
いつか見返すかも?と捨てられない紙類
- 全ての書類に目を通し、「誰の書類なのか?」で分けます。
- 「紙として残す必要がある」「データでもよい」に分けます。
- 「データでもよい」に分けた紙は全て写メで取り込みます。
- 写メで取り込んだ後の紙は裏紙としてどんどん使って消費しましょう。
我が家では、裏紙として使った紙は、ストレス発散を兼ねて個々が全力で破りながら古紙回収の袋に入れるところまでを行っています。
布や毛糸などのハンドメイド用品
ハンドメイドグッズはかさ張りやすく、作るのに時間がかかるのが難点
我が家では、マフラーであれば一気に家族みんなの分を、学校から指定のある体操服の袋は、長男分を作るタイミングでいつか使うであろう兄弟3人分まとめて作っておきました。
レターセット・ハガキ・切手
レターセットやはがきも溜まりやすいモノの代表格です
また、「切手を貼るほどのレターセットじゃないな……」と思うものは、自分の価値感に合わないものだとわかりますね。
積読になっている本
読もうと思って買ったものの、読めていない本がありませんか?
「今は読む気分ではない」なら、地域の図書館で同じ本があるかどうかを確認し(ネット検索できる場合が多い)、ある場合はいつでも読めるのだからと割り切ってメルカリの出品として検討してはどうでしょうか?
本の裏表紙にバーコードリーダーがついている書籍なら、そのバーコード部分を読み込ませるだけで、本のタイトルや適性出品価格を出してくれます。定価よりも高くなっていて驚いたこともありますよ。
今回は、今日からすぐに取り掛かれる「使って減らす項目」をピックアップしてみました。一日1項目ずつやってみるのもよいですね。
皆さんのお家のモノを使って減らすことで、「使った!」という満足感を感じながら片づけを進めてもらえると嬉しいです。
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