■ | ついに001国内電話が終了! |
ユーザーへ送られた サービス終了の通知 |
1998年7月から始まった、旧KDDの001国内電話サービスがついに終了します。KDDとDDIの合併でKDDIになってから、001国内電話サービスは表舞台から姿を消してしまいましたが、以前にガイド記事でもお伝えしたように、細々とサービスは提供され続けていました。
001国内電話サービスといえば、6秒単位での課金というハドソン料金をいち早く始め、ユーザーの人気を博していました。NTTなどの10円単位での課金方法(カールソン料金)では、相手と1秒でも繋がれば、10円課金されてしまうのに対し、001国内電話サービスのハドソン料金では1円で済んだのです。(サービス開始当初の料金)
その後、最低料金が5円になり、30秒以下の通話は一律5円になってしまいましたが、30秒以降は6秒毎に1円が課金されていたため、FAX等の短い通信にもってこいのサービスでした。
■ | FAXや電話機の設定を要確認 |
筆者の会社でも、つい最近まで001国内電話サービスを利用するように設定されていました。以前は、001国内電話サービス対応の電話機やFAXまでありましたから、そういう機種を利用している人は設定の変更が必要です。
サービス終了後、001を付けてかけた場合、相手に繋がらなくなるそうです。仕事でFAXや電話を使っている場合、急に市外通話がかけられなくなったりして混乱を招く恐れがありますので、事前に設定を変更するのが無難でしょう。