■ | 利用料は無料 |
こんな便利なサービスなら、月々の利用料がかかりそうですが、実は番号を持つ方(契約者)には利用料は一切かかりません。
では、専用番号まで用意してもらった経費はどこからでてくるのか心配になります。何か広告FAXなどが届くのでしょうか?
D-FAXの収益は、D-FAXのFAX番号にFAX送信される時の通話料から出ています。
■ | 送信者に料金がかかる |
すなわち、受信する方ではなく、送信する方に課金されるのです。これは普通のFAX機でも一緒ですが、送信時の通話料が普通の電話料金よりも若干高めに設定されています。
NTT回線を利用して送信した場合、東京・神奈川・千葉・埼玉からの送信は40秒毎に10.5円、それ以外の地域からの送信は30秒毎に10.5円の通信料がかかります。
またこれとは別に、1回の送信につき別途10.5円の送信料がかかります。
■D-FAXの送信に必要な料金
送信料(10.5円/回) + 通信料(通信時間による)
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試しにD-FAXのFAX番号に、A4の文章をファインモードで送信してみると40秒弱で送信できました(14400kbpsで通信)。埼玉からの発信ですので、接続料10.5円+送信料10.5円=21円で送信できたことになります。
家庭用のFAX機で少し型が古いものだと、通信速度が9600以下になってしまうためもう少し時間がかかってしまいます。いずれにしても、概ね、A4・1枚21円~31.5円ほどで送れるのではないでしょうか?
送信時の料金も気になるほど高いわけでは無いようです。
ちなみに、D-FAXへ送信した場合の料金は「ポケットベルへのご利用分」として電話料と共に請求されます。■NTT回線利用時のD-FAX通信料金
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■パワードコム回線利用時のD-FAX通信料金
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上記の通信料金の他に、1回のFAX送信毎に、10円(税込10.5円)の送信料金がかかります。例えば、1回に1枚のFAXを送信しても、5枚送信しても、送信料は10円ということになります。
■1回送信毎の送信料
送信料(10.5円/回)
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上記の料金は、NTT等の電話料金と同じ請求書にて「ポケットベルへのご利用分」という形で請求されます。