“自信のなさ”を見透かされてる言動3選!
“自信のなさ”を見透かされる言動
そういう時に無意識にやっている些細な言動で、周りから見ると「この人、実は自信ないんだろうな」というのはバレてしまいます。それはどんな言動なのか……3つに絞ってご紹介しましょう。
自信がない人の行動1. 手遊び
話している最中に、つい手持ち無沙汰で手をモジモジしてしまったり、両手をモミモミしていませんか? それ、自信のない証拠です。人は“動いているものをつい目で追ってしまう”という特性がありますから、相手もあなたの顔や言葉、プレゼン資料よりも手のモジモジに目線がいってしまいます。
だからといって、この手遊びを落ち着かせるために両手でテーブルの端をグッと掴んで乗り出して話そうとすると、まるで政治家や権力者の偉そうなスピーチみたいで相手に圧迫感を与えてしまいます。
緊張して手持ち無沙汰な時は、次の2つで心を落ち着かせましょう。
- 自分の太ももや胸元、おへその辺りに手を置いてみる
- 仕事の打ち合わせ時は、メモ帳とペンを小道具に
自信がない人の行動2. 目線に違和感
自分に自信がない人は、自分が話しているときにどうしても、「ちゃんと伝わっているかな? まだ話してていいのかな?」
「話がまとまらなくて長くなってしまう」
「頭が真っ白になってきた」
そんな不安や心のモヤモヤが出てきます。
そうすると相手のことをなかなか見ることができなくて、相手ではなく斜め上や斜め下を見ながら話したりしてしまいがちです。
こちらも手遊びへの対策と同じように、「相手をちゃんと見て話さないと!」という意識が強くなりすぎると、かえって悪印象になってしまいます。
ちょっと“もったいない”印象を受ける営業マンに多いのですが、商品を愛する気持ちと売りたい気持ちの掛け算で思いが灼熱のようになってしまい、ものすごい眼力でグイグイくる人、いますよね。とても怖いです。相手に圧迫感を与えてしまいます。
目線は、ときどき外してまた合わせて……の合わせ技、バランスが大切です。注目してほしい内容は目線を合わせて、説明や雑談、リラックスして聞いてほしい時には目線を外す。その際は、あまり遠くを見るのではなく、テーブルの上にあるものを見るイメージがよいと思いますよ。
自信がない人の行動3. 馬鹿にする
自信のない時というのは、どうしても人と自分を比較して劣等感を感じてしまうものです。そしてその劣等感を覆すために相手を落とす、つまり「馬鹿にする」言動を選択してしまいがちです。例えば、カップルで一緒にテレビを見ている時、彼は
「このアイドル可愛いよねー♪」
とテレビの中の女性を褒めただけなのに、彼女は自分に自信がないから拗ねてしまい、
「そうかなー? なんか頭悪そうじゃない?」
という独断と偏見で、テレビの中のアイドルを馬鹿にしてしまうのです。今の例えは女性でしたが、これは男性でも多いんです。
学歴コンプレックスの人は頭の良さそうな人を、容姿に自信のない人はイケメンを、年収が低い人は金持ちを馬鹿にしてしまいがち。相手を馬鹿にするのとは少し違いますが、ゴシップネタばかり話題にする方もそうですね。人の失敗をはじめとする重箱の隅を突くような話題ばかり話すのは、自信の無さの現れなのでお気をつけください。
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いかがでしたか。日常の行動、言葉を変えると心も変わっていきます。
そして、覚えておいてください。人はそんなにあなたのことを馬鹿にしてはいないし、否定してもいません。あなたは重い鎧で心を守ろうとするのかもしれませんが、世の中はそんなに厳しくないし、むしろ優しくて温かいんです。安心してくださいね。
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