■モデムを設置したらドライバを組み込む
モデムを設置する場合は、モデムの取扱説明書に書いてある設置手順通りやれば問題ありません。
が、モデムを設置するにあたって、ひとつだけ前もって覚えておいて欲しいことがあります。それは、モデムを設置したら「ドライバを組み込む必要がある」ということです。
ここでいう「ドライバ」というのは、ねじ回しではなく、ソフトウェア(プログラム)のことです。モデムを始めとした周辺機器というのは、パソコンに接続してすぐに使えるものはあまりなく、その機器をパソコンで操作するためのソフトウェアが必要なのです。これを「ドライバ」と呼んでいます。
ドライバは通常、CD-ROMかフロッピーディスクに入っています。説明書通りに設置すれば、ドライバもパソコンに組み込まれる(インストールされる)のでさほど心配する必要はありません。
■パソコンの設定をする
モデムが無事に設置できたら、次にパソコンの設定をしなければいけません。パソコンの設定の仕方は、OS(ウィンドウズ、マック等)によっても異なりますし、またバージョン(ウィンドウズ98、ウィンドウズXP等)によってもことなるため、ここでは割愛させて頂きます。自分が入っているプロバイダのマニュアルを見ながらやるか、サポートセンターに電話をしながら設定をすると確実にできるでしょう。
■パルスとプッシュの設定を忘れずに
モデムも電話機同様、パルス回線・プッシュ回線の切り替えができます。自分の使っている回線がどちらであるか、予め確認しておきましょう。回線種別を間違えると、モデムの設置やパソコンの設定が成功していても、正常にインターネットに繋がりません。
■パルスかプッシュかを判別する方法
自分の回線がパルスかプッシュかを判別する方法はいくつかあります。
最も確実な方法は、116へ電話をして聞くことです。
電話の請求書で判別することもできます。プッシュ回線の場合は、必ず内訳に「プッシュ回線」というのがあり390円請求されています。それがあれば、プッシュ回線、なければパルス回線ということになります。
ダイヤルし終わってから1~2秒で呼び出し音が聞こえるならプッシュ回線。10秒程度待たされてから呼び出し音が聞こえるならパルス回線です。
以上の知識があれば、アナログ回線について不自由することはあまりないでしょう!
アナログ回線でインターネットをする際の基礎知識を説明しましたが、おわかり頂けましたでしょうか? 次回はデジタル(ISDN)回線ついて説明したいと思います。少しづつゆっくりと勉強してみてくださいネ! この記事に関するご質問は掲示板までお願いします。(掲示板には匿名で書けますから、安心してご利用下さい。)
関連サイト: | ◆『回線の種類vol2~アナログ回線~』(ガイド記事) |
◆『電話回線どんな種類がある?vol1』(ガイド記事) | |
◆『自分が使っている電話回線は何?』(ガイド記事) |