ガイド記事『電話回線どんな種類がある?vol1』では、3種類の回線について簡単に説明してみました。

今回は、アナログ回線について、もう少し詳しい説明をしていきたいと思います。電話機の設定の仕方が分からない人や、プッシュ回線が何だかわからない人は必見です!

※  お 願 い  ※
この記事は、電話回線やインターネットについてあまり詳しくない初心者・超初心者向けに書いています。概念として理解することを目的としていますので、厳密には正確でない場合があります。予めご了承ください。
なお、この記事を読んでもまだよく理解できない場合は「通信費節約」掲示板へご質問下さい。

■アナログ回線とは?

アナログ回線とは、黒電話の頃からある電話回線です。銅線(メタル線、メタルケーブル、メタルと呼ばれたりします)を使って、NTTと家をつなげています。

銅線を使って音声を送る仕組みは、わかりやすく説明すると「糸電話」と一緒です。「糸電話」は音声が糸を伝わっていくわけですが、アナログ回線の場合、音声が銅線を伝わっていきます。

糸電話の場合、純粋に音声が糸を伝わっていくため、糸が長くなるにつれ、音声がだんだん弱くなってしまい、最終的に聞こえなくなってしまいます。

話した声が相手まで届かないのでは会話にならないので、電話の場合、電気に音声を混ぜて(乗せて)、その電気を銅線に流します。(音声を電気の混ぜる方法についてもう少し知りたい人はこちら

■アナログ回線の弱点

しかし、電気でも、銅線の距離が長くなればなるほど弱くなっていきますし、外部からの強い電波などが混ざったりします。その結果、音声がかすれたり、雑音が入ったりします。

一昔前は、電話をとるとプー音の中にかすかに、他人の話し声が聞こえたり(混信)、ラジオが聞こえたりしたことがありました。ひどい場合だと、雑音が大きくて相手の会話が聞こえないということもありました。(現在は技術的・設備的にこれらの問題はある程度クリアしています)

いま話題の『ADSL』という技術は、このアナログ回線に、データを音声のような信号にしたもの銅線に流す仕組みです。「音声」が「データ信号」に変わっただけですので、しくみ的には『ADSL』はアナログ回線と一緒なのです。(『ADSL』については別の機会に詳しく説明します)

■パルス回線、プッシュ回線の区別がある

パルス回線」というのは聞いたことがなくても、「プッシュ回線」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

新規で電話を引くときに、必ずNTTの職員に「プッシュ回線にしますか?」と聞かれるはずだからです。

アナログ回線には「パルス回線」と「プッシュ回線」があります。とはいえ、音声が伝わる仕組みはどちらも同じで、回線自体に代わりはありません。

実はこれらは、電話をかける(ダイヤルする)方法の違いなのです。