■Yahoo!BBは条件を満たしてから申し込むべし!
結論から言うと、Yahoo!BBに申し込むならば、ISDNの人は事前にアナログ回線にして、左記の条件をすべてクリアしてから申し込むのがベストでしょう。
もっとも、10営業日というのは約2週間です。インターネットを多用する人はその間アナログ回線でつながなければいけないのは非常に不便でお金もかかります。
しかし、条件さえ整えば99%は10営業日以内に開通される(Yahoo!BB発表の統計)わけです。福士氏の場合は、2ヶ月待たされ、その間1週間はアナログで接続しなければいけなくなりました。それらを考えると、条件を満たさないで申し込みをするよりも、事前に条件を満たしてから申し込みをした方が良いと言えるでしょう。
■2ヶ月は待たせ過ぎでは?
現在ISDNを利用していてADSLに乗り換えるユーザーも非常に多いと思います。その他の条件に当てはまらない人も多く存在するでしょう。そのようなユーザーが何の準備もなく申し込んだときに、2ヶ月もかかってしまうというのはいかがなものでしょうか?
今回のケースでは、ISDN回線で申し込んだ人に「アナログ回線に戻す手配をしてほしい」という連絡が行くまでに、1ヶ月以上かかっているわけです。もし彼の回線がもともとアナログ回線であったら、10営業日以内に開通していただろうことを考えると、この差はどこで生じるのでしょうか?
10営業日以内の開通を目標としているわけですから、NTTの机上調査、つまりアナログ回線かISDN回線かは、あたりまえですが10営業日以内にわかるはずです。ISDN回線だとわかったら即、手紙なりメールなりを発送すれば、遅くとも2週間以内には申込者に連絡がいくはずです。
■条件を満たす人のみ申込受付すれば良いのでは?
Yahoo!BBは、申込者の回線がISDNとわかってから2週間以上経って、連絡しているわけです。「10営業日がんばります宣言」の条件を満たす人は短期間で開通する反面、このような単純作業に滞りがあるのは問題です。
条件が満たせない場合にYahoo!BB側でうまく処理できないのであれば、いっそのこと条件を満たしていない人の申し込みは受け付けないようにすれば良いのではないでしょうか?
少し乱暴ではありますが、「ISDNの人は申し込みできません」としてしまえば、今回のように2ヶ月も待たされることはなくなると思われます。今後の展開に期待します。
■追記
無事に開通してから、速度を測ってもらってビックリしました!収容局からの距離が4300mもあったにも関わらず、1.8Mbps前後の速度でリンクしているそうです。「距離が遠くて速度がでなかったからリーチDSLにします…」というシナリオをちょっぴり(かなり?)期待していたので嬉しいやら悲しいやら…。
でもフレッツ・ISDNしか選択肢がなかった福士氏にとって、1.8Mbpsで常時接続できるようになったことはとても喜ばしいことです。
ノイズに弱いとされるAnnexAを採用する「Yahoo!BB」。申し込むときには距離よりも伝送損失の方を重視した方が良さそうです。関連サイト: | |
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